マーベル・コミック出版の作品出身であるヒーロー、デッドプール。そういった出自を持つにも関わらず、デッドプールはマーベルじゃないという声がネット上に見られるようなのですが、どうしてなのでしょうか。
今回はデッドプールはマーベルじゃないのか、俳優死亡の噂などを調査しました。
デッドプールとは
デッドプールとは、マーベル・コミックの出版する作品に登場するヒーローであり、1997年1月からレギュラーシリーズが刊行されています。マーベル・コミックはアメリカを代表するヒーローの多くを生み出した出版社であり、スパイダーマン、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルクなどもマーベル・コミック出身のヒーローです。いわゆるアベンジャーズのメンバー達がマーベルのヒーローなのですね。
スーパーマン、バットマンなどを生み出したDCコミックスはマーベル・コミックの競合他社ですね。
出典:シネマトゥデイ
デッドプールがマーベルじゃないと言われる理由
ここまでの情報から、デッドプールは正真正銘マーベルのヒーロー、作品であることが分かると思います。にもかかわらずデッドプールがマーベルじゃないと言われる理由はどこにあるのでしょうか。ここからはそういった指摘が生まれた理由、デッドプールやマーベルが辿ってきた歴史などについて紹介します。
マーベル・コミックスの経営不振と買収
1980年代後半から徐々に経営が悪化していたマーベル・コミックス。なんと一時はマイケル・ジャクソンさんが買収に乗り出したこともあったそうなんですよ!しかし結局マーベル・コミックスは1997年に倒産してしまいます。マーベル・エンターテインメントとして再稼働したマーベルですが、2009年にウォルト・ディズニー・カンパニーが40億ドルで買収、以降マーベル・コミックはウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の漫画出版社となりました。
ディズニーマーベル、という言葉を耳にすることがありませんか?ディズニーランドにもマーベルヒーローの姿がショーなどで見られますよね。
デッドプールの映画化権は別会社だったから
マーベル・コミックの作品の映画化権をウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが所有するようになり、例えば2012年に公開された映画、アベンジャーズもウォルト・ディズニーから配給されています。
一方で、2016年に公開された映画、デッドプールは20世紀フォックスの配給となっているのです。20世紀フォックスは1994年にキャラクターの映画化権をマーベルから購入しており、2000年に公開されたX-MENを制作、配給したのが20世紀フォックスです。
デッドプールが他のマーベル映画に登場しなかったから
デッドプールがマーベルじゃないと言われた理由は、デッドプールの権利を20世紀フォックスが持っていたために、デッドプールがアベンジャーズ等のマーベル作品に登場しなかったことだと思われます。デッドプールはマーベルじゃない、というと語弊がありますが、デッドプールは他のマーベルヒーローと同じように他のマーベル映画に出演することはできず、アベンジャーズなどでマーベルユニバースの展開が盛んになったところで、デッドプールの特異性が目立ってきたのですね。
20世紀フォックスもディズニーが買収
結局、2019年に20世紀フォックス含む21世紀フォックスの主要部門もディズニーが買収、デッドプールの権利もディズニーが所有することとなりました。2024年に公開されたデッドプールの映画第三作、「デッドプール&ウルヴァリン」もウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズの配給となっていますよ。
アベンジャーズにも登場する予定
ディズニーのフォックス買収によって他の多くのマーベルヒーローたちと立場を同じくしたデッドプール。満を持して2026年12月公開のアベンジャーズ最新作「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」に登場予定とされており、正真正銘マーベルヒーロー達の一員となるのですね。
ただ、デッドプールはコミカルにしてダークヒーロー的な要素を持つ、ヒーロー界の変わり種。作中のアベンジャーズのメンバーとして活躍するか自体はなんとも言えない所があるようですね。どういう役回りになるか、楽しみですね!
デッドプールに俳優死亡の噂が?
さて、人気シリーズであるデッドプールですが、俳優が亡くなってしまったという噂もネット上に見られます。ここからはデッドプールの俳優死亡の噂について紹介しますよ。
ライアン・レイノルズは現在も健在
デッドプールを演じている俳優というと、ライアン・レイノルズさんですよね。ライアン・レイノルズさんが命を落としたという事実は無く、2026年のFIFAワールドカップのカナダ対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を現地観戦したという情報もありました。2024年公開の「デッドプール&ウルヴァリン」でデッドプールを演じたのもライアン・レイノルズさんですし、2026年公開予定の「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」にもライアン・レイノルズさんが出演予定となっています。
スタントマンが命を落とす
この噂の真相は、デッドプール2の撮影の際にスタントドライバーが亡くなってしまったということのようです。亡くなったのは、ザジ・ビーツさんが演じるドミノの役のスタントを担当した、ジョイ・SJ・ハリスさん。アフリカ系アメリカ人女性として初めてプロロードレーサーとなった方で、ロードレースの経験は多くありました。しかし映画のスタントパフォーマーを務めたのはこれが初めてだったそう。
ライアン・レイノルズさんは「ショックに打ちのめされています」「しかし彼女の愛する人や家族が今この瞬間経験している深い悲しみや説明のしようがない痛みは、比べものにならない」と故人を追悼しました。
リスクマネジメントに問題があった
デッドプール2制作スタジオについて、スタントのリスクマネジメントが不十分だったと指摘されており、リハーサル中にブレーキ操作が適切に行えずにバイクが滑ってしまう危険な姿が見られたという指摘もありました。ドミノがヘルメットをしないキャラクターだったために、スタントマンもヘルメットをしていなかったという情報も出ていますよ。フォックスと遺族の間では、示談が成立したとされています。
最後に
今回はデッドプールがマーベルじゃないと言われる理由や、俳優死亡の噂について紹介しました。海外の映画作品ではド迫力の映像を撮影する代償か、悲しい事故も度々起きているといいます。スタントマンが大きな怪我を負うこともあれば、キャストが自らスタントを行い怪我をすることも。安全面に配慮した作品作りを行ってほしいところですね。


