「SMILEスマイル」
自分に降りかかった呪いを周りの誰もが信じてくれない中、元彼だった刑事のジョエルが関係者を次々と調べて行く事で、唯一彼だけが信じてくれるようになって真相に近づいて行く後半が特に怖面白かったです。
さらに次の自殺が起こるまでにはある一定の期間があるようで、ローズもその時間が迫る中、この自殺の連鎖から逃げ出す事ができるのか、この邪悪なものの正体は何か、最後にどんな結末を迎えるのでしょうか・・・
「SMILEスマイル」の伏線・考察・見どころについて解説します。
出演: ソシー・ベーコン, カイル・ガルナー, ジェシー・T・アッシャー, ロビン・ワイガート, ケイトリン・ステイシー, カル・ペン, ロブ・モーガン, ジリアン・ジンサー, ジュディ・レイエス, ジャック・ソケ
脚本: パーカー・フィン
SMILEスマイルの見どころ①ケビン・ベーコンの娘
主演を務めるのは、あのケビン・ベーコンの娘なのです。
精神科医のローズが不気味な体験を繰り返して、どんどん追いつめられて行くのを迫真の演技で好演しています。
始まりは、ローラという26歳の大学院生が錯乱したと担ぎ込まれます。
その原因として、少し前に教授がハンマーで自殺したのを目撃したのが考えられるとの事。
早速診察を始めますが、患者のローラはとても怯えている様子です。
そして変な事を言い出すので、その内容に聴き入ってしまいます。
彼女は「変なものが見えると言うのですが、見た目は人間だけど人間じゃあないし、知っている人に化ける」と、そしてとっても嫌な笑顔をうかべると言うので、あっこれがキーなのかなぁと思っていると、暴れ出したローラがその笑顔を浮かべてローズの前で自殺をしてしまいます。
「私は今日・・」「入って来るー!」意味深な言葉を残して亡くなりました。
彼女には何が見えて聞こえていたのか、とーっても気になるスタートです。
SMILEスマイルの見どころ②不安にさいなまれるローズ
ローラの一件があってから強い影響を受けたローズは、自宅にいても誰かが居るような気がして不安がぬぐいきれません。
急に家の警報機が鳴ったり、カメラアングルも何かをにおわす動きをするしでドキドキの連続です。
恋人も心配しますが、ローズが「自分に何かがとりついている」と言っても余り助けにはなっていない様です。
逆に自分の家族の事を調べられてしまいます。
子供の頃目の前で麻薬中毒だった母親が死んでしまって、カウンセリングを受けていたのでした。
SMILEスマイルの見どころ③自分でも調べだすローズ
不安な気持ちを抱えつつローズは教授の事を調べ始めるので、ローズの状況の解決に向けて何か情報が得られるのではとどんどん興味が出てきます。
次に向かったのが昔付き合っていた刑事のジョエルです。
中盤に来てローズが積極的に動き出すので、今回の怪異についてどう結論が出るのか、怖いのですが楽しみになって来ます。
どうも自殺が数珠つなぎに連鎖して行っているみたいです。
その中でやっぱり”笑顔”が絡んでくるので、どんな意味合いがあるのか気になります。