「恋するアプリ Love Alarm」は、近くにいる好きな人を知らせる革新的なアプリ「ラブアラーム」を巡る、若者たちの甘く切ない恋愛模様を描いたドラマです。
この物語は、明るく勤勉な高校生キム・ジョジョ、アメリカから戻った転校生でモデルのファン・ソノ、そしてソノの幼なじみである正義感溢れるイ・へヨンの三角関係を中心に展開します。
ラブアラームによって引き起こされる恋愛の波乱と誤解、そして成長する彼らの心情が、視聴者の心を捉えます。恋愛、友情、家族関係の複雑さを繊細に描き出し、現代の若者たちが直面するリアルな感情を浮き彫りにするこの作品は、あなたの心に響くこと間違いなしです。
出演: キム・ソヒョン, チョン・ガラム, ソン・ガン, コ・ミンシ, キ・ドフン, キム・シウン, イ・ジェウン, ソン・ソンミ, シム・イヨン
高校時代、ジョジョに最初に惹かれていたのはヘヨンで、そこからジョジョに気づいて好きになって行ったのがソノでした。
エピソード4からは2人は相思相愛だと確認し付き合うのですが、ジョジョがヘヨンもまた自分の事が好きだとLOVE ARARMによって気づき出した時のヘヨンを見つめる表情が複雑なのが気になりました。
ジョジョとソノ、2人が付き合う中で色々あって次第に「どうして惨めな気持ちになるのかなぁ･･･」とジョジョはつぶやく様になっていきます。
ジョジョがもらっていたアプリのアイテム”盾”を使って誰のアラームも鳴らせなくしたのは、幼少期の自分の家族、そして高校で付き合いだしたソノとのオートバイ事故など、自分の周りが不幸になって行く気がして不安で仕方がなくて、若い彼女の大きな決断だったと思います。
自分の今の不遇な環境とハイクラスなソノとの違いを気にしているのかなぁとも思いました。
お似合いだと思っていただけに残念です。
でもソノはソノで、周りが思う程には(精神的には)幸せな環境ではなさそうですけどね。
恋するアプリ：ドック
ジョジョの従妹のクルミが好きになったドックですが、くるみのラブアラームが鳴ってドックからだと知って、目の前で辛らつに否定されるドックがとても可哀そうでした。
従妹という事もあってか、ドックとジョジョが親しくなっていきます。
高校時代に校庭上空にLOVE ARARMのハートの雲が出ていた時のドックの反応や、コンピューターに詳しそうな様子から彼がアプリの開発者だと推察できます。
でも何年も経って世間に出て来たアプリ開発者はブライアン・チョンという人でドックではないので、「えっ？訳あって整形して名前も変えたの？いや身長違うし～」と色々と考えてしまいました。
その後ドックは”盾と鉾”というアイテムをジョジョに授けるところがにくいですね～。
なんだか両刃の剣みたいで、ジョジョにどんな風に影響を与えて行くのか最後まで気になるアイテムでした。
最後にドックがヘヨンに良い言葉を掛けるのが素敵でした。
苦しんだからこそ、相手にも優しくなれるんだと思いました。
恋するアプリ:結末
シーズン1だけでも出会いから別れ、社会人となってまた新たな関係が始まったりと目まぐるしく変化していくのが面白かったです。
私的には、高校時代はジョジョとソノがお似合いだと思って観ていましたが、社会人となったヘヨンがりりしく成長していて、とても頼もしく映ったのが意外で、ジョジョとの交際もとても応援しながら観て行けました。
ジョジョとソノがくっつかなかった事で、納得の行かない意見も多々あったようですが、ドラマを振り返ると最初に彼氏として登場したイルシクを見ると、彼女のタイプは元々ヘヨンの方が近かったのでは？と納得しています。
付き合った年齢も違うからかもしれませんが、ソノとの時は乙女のドキドキを感じての幸せ風景に見えていて、ヘヨンとの2人で過ごす時間はゆったりとした包まれる愛を感じ良い結末だと私は思っています。
恋するアプリ:あらすじ
「恋するアプリ Love Alarm」の物語は、特殊なアプリ「ラブアラーム」が中心となって展開します。このアプリは、ユーザーが好きな人に10メートル以内に近づくとアラームを鳴らすというものです。この斬新なコンセプトを背景に、高校生のキム・ジョジョ、ファン・ソノ、イ・へヨンの3人の恋愛模様が描かれます。
キム・ジョジョは家族の辛い過去を抱えながらも、明るく元気で美しい高校生です。彼女は両親が残した借金を返済するため、学校から帰ると焼肉屋でアルバイトをし、さらに叔母のコンビニでも働いています。ファン・ソノはモデルとして活躍するアメリカ帰りの転校生で、裕福ながらも愛情に飢えた家庭環境に育ちます。
彼はジョジョに一目惚れします。一方、イ・へヨンはジョジョに密かに片思いをしている勤勉で正義感の強い高校生で、彼の母親はソノの家で住み込み家政婦として働いています。
この3人の複雑な感情と、ラブアラームを通じて展開する恋愛模様が物語の中心となります。登場人物たちは、アプリによって生まれる様々な誤解や葛藤を通じて成長し、真の愛とは何かを模索していきます。
