「ザ・ディプロマット」の伏線・考察・見どころについて解説します。
出演: ケリー・ラッセル, ルーファス・シーウェル, デヴィッド・ジャーシー, アトー・エッサンドー, アリ・アン, ロリー・キニア, セリア・ムリー, ナナ・メンサー, ミゲル・サンドヴァル, マイケル・マッキーン
①女優ケリー・ラッセル
主役のケイト・ワイラーの堂々とした雰囲気は、最初から「できる女」感がプンプンで、国際的な摩擦が起こりかけている現状をどう立ち回って行くのか、とても魅力的に演じているのが気に入りました。
それというのも、彼女どこかでみたことあるなぁと思って調べてみると、ミッションインポッシブル3でリンジー役をこなしていた方なんですね!
ハードな役がとても似合っています。
今作もイギリスの空母がペルシャ湾で何者かに攻撃され、戦争にまで発展しかねないのを何とか収めるため、ケイトがなかば無理やりに駐英米国大使に任命されて行きます。
急な状況の変化の中でも堂々とした態度でいるのは、今までの彼女の経験の賜物だと推察されます。
②ケイトの夫 ハル・ワイラー
大統領官邸での話しぶりでは、ケイトもできる人間のようですが、夫のハルもまた色々と活躍していた模様です。
しかし、ちょっと口で失敗する人物かもしれません。
どちらにせよ大使として英国に赴任して行く妻に付き添っていくハルを見ていると、妻が活躍する事には全く頓着していないようで、どこかひょうひょうとした雰囲気なのが注意を引きます。
そのつかみどころのなさも彼の武器なのかもしれません。
その後も妻の心配をよそに、勝手に動いて困らせるシーンが多々出てきます。
基本は妻を助けるために先に先にと動いている様ですが・・・。
結果はどうであれその頭の回転の良さに驚かされます。
③状況はどうなっていくのか
アメリカもイギリスも、このイギリス空母爆破の犯人はイランだと決めつけています。
それというのも石油タンカーを押収された経緯があり、きっとその報復だと考えているからです。
しかし、ケイトだけは視野を広く持って同調しないところがカッコ良いです。
ケイトの大使就任の写真撮影が無事終わると晴れて就任となるのですが、まさかのアクシデントが起こりハルが大変な事になって行きます。
ここまでくるともうこの物語の中にどっぷりと入ってしまっている自分に気づきます。
政治の部分のやりとりは少し難しく感じるのですが、ぐいぐい行動していくケイトらの様子が面白く目が離せません。
④女優ケリー・ラッセル
急な人事移動や事件の勃発にも、ケイトは泣き言を言わず突き進んで行くのがカッコ良いです。
経験と人脈のあるケイトとハルは、特にケイトの方から「離婚」という言葉が出てきますが、どうなっていくのかも気になるポイントです。
ケリー・ラッセル以外も実力者揃いなので、どのシーンをとっても本当に事が進んでいるような臨場感を感じられてとても見ごたえがありました。
テンポも良いので、もう見続けるごとに「次はどうなるの?」と楽しく観て行けました。
以上が、「ザ・ディプロマット」の伏線・考察・見どころについて解説しました。
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