パリの煌びやかな街並みの中、一匹の特別なネズミ、レミーが夢を追いかける姿を描いた『レミーのおいしいレストラン』。
彼はただのネズミではありません。
彼の夢は、世界最高のシェフになること。
しかし、ネズミと人間の世界は大きく異なり、彼の夢は数々の障害に阻まれます。
美食の都、パリの魅力的な風景とともに、レミーが家族の絆、真の友情、そして自分自身の運命と向き合う感動の物語。
この冒険に、あなたも足を踏み入れてみませんか?一緒に、料理と夢の魔法に酔いしれましょう。
『レミーのおいしいレストラン』の主人公は、名前が「レミー」というネズミです。
レミーは、食べ物に対する独特のセンスと情熱を持っており、特に料理に対する夢を追い求めています。
彼は、食材の品質や料理の技術にこだわりを持ち、家族や仲間のネズミたちとは異なる価値観を持っています。
物語の中で、レミーは偶然、パリの有名なレストラン「グストーズ」のキッチンに迷い込みます。
そこで彼は、自分の料理の才能を生かすチャンスをつかむことになります。
しかし、ネズミとしての彼の存在は、人間の世界では受け入れられないため、さまざまな困難や挑戦に直面します。
レミーは、自分の夢を追い求める中で、友情、家族、アイデンティティについての重要な教訓を学びます。
彼の物語は、夢を追い求める勇気や、困難を乗り越える力、そして自分自身を信じることの大切さを伝えています。
レミーのおいしいレストラン:登場人物
- レミー– 主人公のネズミ。料理が大好きで、特別な嗅覚を持っている。偶然、有名なレストラン「グストーズ」のキッチンに迷い込み、料理の才能を発揮する。
- リングイニ – 「グストーズ」の下っ端の調理助手。レミーと出会い、彼の助けを借りてシェフとしての才能を開花させる。
- コレット – 「グストーズ」の唯一の女性シェフ。リングイニの指導役となり、彼と恋に落ちる。
- スキナー – 「グストーズ」の厳格なシェフ。レストランのオーナーであり、リングイニとレミーの成功を快く思っていない。
- アントン・イーゴ – パリで最も影響力のある食評論家。彼のレビューはレストランの運命を左右するほどの力を持つ。
- エミール – レミーの兄。食べることが大好きで、レミーの料理の才能を応援する。
- デンティ – レミーとエミールの父。家族を守るためにリスクを冒すことを避けるが、最終的にはレミーの夢をサポートする。
- オーギュスティン・グストー – 故人。かつて「グストーズ」のオーナーシェフであり、レミーの憧れの存在。映画の中で彼の幻影がレミーの前に現れ、アドバイスを与える。
レミーのおいしいレストラン:声優ひどい?
正直リングイニの声というか声の演技がどうしても感情移入できませんでした。
声優デビューを果たした佐藤隆太ですが、俳優としては好きなのですがアニメキャラに佐藤隆太さんの顔が思い出されて、なかなか物語に入れませんでした。
自分だけかもしれませんが。。。
他にもアイドルや女優さんが声優挑戦されたりしますが、ある程度知名度がある方だとその顔が浮かんでしまいますよね^^汗
レミーのおいしいレストラン:女
登場する主要な女性キャラクターは「コレット・タトゥ」という名前のキャラクターです。
コレット・タトゥは、映画の舞台となるレストラン「グストーズ」の唯一の女性シェフであり、リングイニのメンターとして彼に料理の技術やレストランのルールを教える役割を果たします。
彼女は非常に情熱的でプロフェッショナルなシェフであり、厳しい指導の下でリングイニを成長させていきます。
コレットは、リングイニとの関係が深まるにつれ、彼とのロマンティックな関係も芽生えていきます。
彼女は映画の中で、料理の世界における女性の立場や困難さについても触れられており、そのキャラクターは多くの観客に感動を与えました。
日本語版の吹き替え声優は、甲斐田裕子さんがコレットの役を担当しています。
レミーのおいしいレストラン:スープ
『レミーのおいしいレストラン』では、スープが物語の重要な要素として登場します。
映画の初めの方で、レミーは偶然パリの高級レストラン「グストーズ」のキッチンに迷い込みます。
その時、新人のコック、リングイニが誤ってスープを台無しにしてしまいます。
レミーは彼のミスを修正しようと、キッチンに隠れながらスープにさまざまな材料を追加します。
レミーの手によって作られたスープは、レストランの客たちに大好評となり、リングイニはその成功の名声を手に入れます。
しかし、実際にはレミーがスープを作ったことを知る者はいないため、リングイニとレミーは秘密のパートナーシップを結ぶことになります。
このスープのエピソードは、映画の中でレミーの料理の才能が初めて明らかになる場面であり、物語の展開のきっかけとなる重要な出来事です。
レミーのおいしいレストラン:料理一覧
映画の中で、多くの料理が登場しますが、特に印象的な料理や重要なシーンで登場する料理を以下に挙げます。
- ラタトゥイユ – 映画のクライマックスで登場する料理。レミーが伝統的な方法ではなく、新しいスタイルで作り上げる。この料理は、レストランの批評家アントン・イーゴを感動させることになります。
- スープ – レミーが最初に手を加える料理。彼がキッチンに迷い込んだ際、誤ってスープにさまざまな食材を入れてしまいますが、それが驚くほどの美味しさになる。
- オムレツ – レミーがリングイニに料理の基本を教えるシーンで作る料理。
- 魚料理 – レストランでのサービス中にレミーが指示する料理の一つ。
映画の中では、これらの料理以外にもさまざまな料理や食材が登場しますが、上記は特にストーリー上で重要な役割を果たす料理です。
レミーのおいしいレストラン:気持ち悪い?
映画の中で、ネズミが料理を作るという設定は、一部の人には「気持ち悪い」と感じるかもしれません。
実際のレストランやキッチンでは、ネズミは衛生上の問題として好ましくない存在とされています。
自分も正直、衛生上懸念のあるネズミちゃんが料理を作る物語はハテナと感じました。
ただ、映画はフィクションですし、レミーのキャラクターや彼の料理への情熱、彼が直面する困難や挑戦を乗り越える姿を通じて、多くのメッセージやテーマが描かれていることもあって、映画を楽しむ際は、実際のネズミとは異なるフィクションの世界として受け入れることが大切かなとも思います。
映画の中で、レミーは清潔を保ち、最高の食材を使って料理を作ることにこだわっているので見終わった後はとても面白かったと感じました。
ただどうしても受け入れがたいという方もいると思いますので、その方はこの映画はパスでしょうか^^汗
レミーのおいしいレストラン:イーゴのその後
映画の中で、イーゴは最初は厳しいフードクリティックとして描かれていますが、レミーの料理の美味しさに心を打たれ、彼のファンとなります。
映画の終盤で、イーゴはレミーが実際に料理を作っていたことを知り、彼の才能を認めてレビューで絶賛します。
しかし、そのレビューが原因でレストランは閉店に追い込まれます。
しかし、イーゴはその後、レミー、リングイーニ、コレットが新たに開いた小さなビストロ「ラ・ラタトゥイユ」のサイレントパートナーとなります。
彼はレストランの常連客として、レミーの料理を楽しむ姿が描かれています。
実際に出資したのか、経営にかかわっているのかはわかりませんが、毎日レミーの作る料理にお金を使って応援しています。
ラ・ラタトゥイユとは
フランスのニース発祥の夏野菜の煮込み料理です。
玉ねぎ、ナス、ピーマン、ズッキーニなどの野菜をにんにくとオリーブ油で炒め、トマトやワイン、香草などで味付けして煮込みます。
色鮮やかで栄養豊富な一品で、パンやパスタと一緒に食べたり、そのまま冷やしてサラダとして楽しんだりすることができます。
ラ・ラタトゥイユは、フランス語で「かき混ぜる」という意味の「touiller」と、「ごった煮」という意味の軍隊スラング「rata」から名付けられたと言われています。
もともとは軍隊や刑務所で出される粗末な料理だったそうですが、新鮮な野菜を使って作ると美味しくて人気になりました。
ラ・ラタトゥイユは、映画『レミーのおいしいレストラン』でも登場する料理です。
この映画のおかげで、ラタトゥイユは世界的に有名になりました。
レミーのおいしいレストラン:感想
先ほども書きましたが、ネズミの料理をフィクションとして受け入れられるかどうかで、評価は全く変わってしまいます。
最後はレストランの上にネズミ用のレストランもあって、レミーたちとネズミたちが共存してレストランを盛り上げてる様子がハッピーな終わり方なのですが、評価をいろいろ見ますとやはりネズミと料理は合わないという方もおられます。
自分は映画の中の世界だと割り切ってみていますので、とても楽しく見れました。
物語の中でシェフの帽子の中にレミーが入れないとならないので、猫や犬では無理だったのかもしれませんね^^