
おはようヴァンパイアのシーズン1は10/17よりNETFLIXで独占配信されます。
13歳の誕生日に、自分が半分人間で半分ヴァンパイアであることを知ったカーミー。その不思議な力によって、ただでさえ悩みの多い中学校生活がさらに複雑になり…。
おはようヴァンパイア:キャスト
原作・制作: トーマス・W・リンチ
出演: カイリーン・チャン, ニコ・チェチ, ゼバスティン・ボルジョー, アナ・アラウホ, アリーヤ・シネロ, イプシタ・ポール, レインボー・フランクス, デリア・リゼット・チェンバース, ジェイド・デロッシュ, クリス・シディキ, ジリアン・ウェルシュ, シャルロット・ルゴー, パトリック・マッケンナ
おはようヴァンパイア:感想
・見どころ①「13歳の目覚め」
主人公のカーミーが13歳の誕生日の朝、とんでもない異変が起こります。
それは体が宙に浮いていたり、怪力になっていたりとビックリです。
そんな突然の変化に恐れおののくのかと思いきや、カーミーは全然たじろぐ事なく明るく前向きなのです。
それをあっけらかんと気軽に話せる男友達がいる事は幸せですね。
単純にヒーローになれると喜ぶカーミーに対して、友達のケヴはすんなりと受けいれるものの「もっとよく調べないと」と慎重な意見を言うのは頼もしい限りです。
この大らかな性格のカーミーは、中学校でこれから始まるミュージカルのオーディションでは、その能力が吉と出るのか凶となるのか気になる所です。
しかし、”ヴァンブリング”という言葉は何を意味しているのでしょうか。
・見どころ②「少年ハンターの存在」
ケヴはコミックショップを手伝っていますが、彼の趣味は”ミシック”という大昔の怪物の事が書かれたコミックからいろいろと情報を集める事なのです。
かれの口から”ヴァンブリング”というのは、人間とミシックの子孫だと解説されるので、カーミーもきっとヴァンパイアと人間との子孫だと理解が進みます。
自分は養女だと分かっているみたいなので、では本当の両親って誰なんだろうと考えてしまいます。
ある日転校してきたのが、マディソンという少女とディランという青年です。
マディソンとは良い友達となりそうですが、ディランは冒頭で”ブレンデッド”を狩っているので、近々カーミーとも衝突しそうな予感がしてきます。
・見どころ③「怪しい店主」
ケヴが手伝っているコミックショップの店主は、ディランと雇用契約をしているようです。
ディランがブレンデッドを捕まえる手法は、特殊なヌンチャクを相手に当てると小人化できるので、それを小瓶に入れ店主に渡しているのでした。
ディランの会話から「店主はお金を稼ぎ、自分は世界を救っている」とその目的が分かるのですが、そんな単純な事ではないのが、観て行くと徐々に分かってくるのが見どころです。
はたしてカーミーの未来は、どうなっていくのでしょうか。
・印象に残ったシーン
中学でカーミーのライバル的な存在であるリアナの言動が面白いです。
いつもインフルエンサー的な雰囲気をプンプンにおわせて自信満々ですが、そんなにアクセス数がないのが笑えます。
そしてなぜか何でもない所でよく転びます。
ミュージカルでも主役に選ばれるのは当然自分だとカーミーに突っかかって行くのですが、意外と上手く事は進まないので、ちょっと観ていて同情してしまいます。
そんな日々でも全然へこたれないカーミーは、ストーリーが進むほどにチャーミングさが増し増しになって行く可愛い女優さんでした。
アメリカンコミックを読んでいるような、楽しい展開が印象的でした。