ゴジラ-1.0(マイナスワン)の海外の反応は?全米で大ヒットの理由も!

ゴジラ-1.0(マイナスワン)の海外の反応は?全米で大ヒットの理由も!

「ゴジラ-1.0」は映画館以外でも配信やディスクで視聴することができるようになり、日本だけでなく海外でも視聴できるようになりました。海外の反応ではようやく視聴することができ、楽しみに作品を見ているファンなどもいるようです。そこで今回は全米で大ヒットした「ゴジラ-1.0」の海外の反応について紹介していきたいと思います。

目次

ゴジラ-1.0の海外の反応は?

「ゴジラ-1.0」を視聴したインドネシアのファンは自身の地域では劇場公開されなかったそうで、配信を通して見られたことに喜びの気持ちを持ちながら観たそうです。作品の中で外からの陽射しがふすまの窓の影に映っているシーンなど、海外の反応の多くは演出の美しさに感動の声や圧倒されたとコメントしていました。北米では大ヒットを記録し、アメリカでは巨大や凄まじいパワーといった意味を表す比喩としてゴジラが広く使われているようです。

社会問題に触れ理解を深めた

「ゴジラ-1.0」を視聴した海外の反応の多くは、感情が揺さぶられる演出に圧倒されたと感想を残しています。そして作品には核実験や地球温暖化の影響による自然環境の破壊にも言及し、現実世界の問題に視聴者の関心を導いています。こうして映画を通して現実で抱えている問題に触れていることこそが、大ヒットした理由の一つともいわれているのです。

日本人ならではの心情の理解

日本のヒューマンドラマは海外ではあまり広く伝わりにくいといわれてきました。しかし「ゴジラ-1.0」では海外の反応に変化が見られています。戦後自分だけが生き残ってしまった日本人の苦悩や、特攻隊から逃げてしまった懺悔の念や命を粗末にした後悔など日本人の特別な心情が物語で描かれています。視聴した人の感想には心情を理解するような評価があげられていました。

全米で大ヒットの理由について

近年「ゴジラ-1.0」だけでなく日本映画の残酷な破壊を生き残る日本側の視点に触れている作品に、アメリカ人の受容が進んでいるように感じます。アメリカ人にとってタブーだった原爆投下の歴史的な事実も「ゴジラ-1.0」を通して、再考する機会を提供することができるように思われます。このように海外の反応も少しずつ変化していったことが北米での大ヒットに繋がったのではないでしょうか。

日米関係の変化

日本映画を視聴する海外の反応は、少し前までいいものとは言い難いものがありました。これまでの歴史に触れるような作品は、双方の見え方が違うことがあるため日本では大ヒットを記録した作品でも海外では不満の声が上がっていました。このように敵国や経済上のライバルであった日本とアメリカは「ゴジラ-1.0」などを通して日米関係に変化をもたらしてもいます。siketa.workで紹介されているメジャーに言った日本人野球選手も、アメリカから本映画を観てくれていたら嬉しいですね。

背景の共感

「ゴジラ-1.0」だけでなくゴジラシリーズ作品は、日本人にとって自己再生のプロセスに深く関わっています。ゴジラをただ悪と考えるのではなく進化していく科学技術や人間に災害をもたらす自然や神でもあり、誰かにとっては正義の味方や救世主でもあります。このように多様な存在であるからこそ、多くの観客にとって魅力的であると言えるのでしょう。

まとめ

今回は「ゴジラ-1.0」の海外の反応について触れながら、北米で大ヒットした理由について紹介していきました。様々な現実問題に触れ歴史的な心情も描かれているからこそ、海外でも理解されてきたのではないでしょうか。「ゴジラ-1.0」のラストでは続編を匂わす演出もあり、今後のゴジラシリーズにも期待の声があがっています。

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