ゴジラシリーズは第1作目から現在まで数多くの作品が生まれていますが、ゴジラはなぜ生まれたのでしょうか。ゴジラが生まれたきっかけや正体について明らかになっているのか、街を襲うのにはどのような理由があるのでしょうか。今回はゴジラに関する謎について映画などから明らかになっていることをまとめていきたいと思います。
ゴジラはなぜ生まれた?
ゴジラは放射能の影響で生まれた生き物という認識が通説でありますが、作品によって誕生の理由が異なります。そのため同じゴジラと呼ばれる存在でも、個体どころか種族自体が全く異なることがあるそうです。初代のゴジラは水爆実験で住む場所を奪われた古代生物の生き残りだといわれています。しかし平成ゴジラシリーズと呼ばれる作品ではゴジラの存在自体が全く異なるものであるといわれています。
恐竜の突然変異?人間の怨念など
ゴジラはなぜ生まれたのかについて、平成のシリーズではラゴス島という架空の島に生き残っていたゴジラザウルスという恐竜が水爆実験の影響により、突然変異を起こしたとされています。また他の作品ではゴジラは太平洋戦争で死亡した全ての人間の怨念の集合体であるといわれています。さらに他の作品では環境破壊により目を覚ました怪獣という設定も存在します。
ゴジラは概念的な存在
ゴジラはなぜ生まれたのかという謎については、人間が恐れる何かという概念的な存在ということが言えます。ゴジラ作品の大前提には人知を超えた驚異的な存在が、人間の前に現れた時人間はどうするのかということを描いています。恐怖には原子力や天災、亡くなった人の怨念など様々で、そのためゴジラの姿も世相によってニュアンスが変わっています。
ゴジラが生まれたのにはきっかけがある
ゴジラがなぜ生まれたのかにはきっかけがあるといわれており、映画公開と同じ年に起きた「第五福竜丸事件」です。西太平洋のビキニ環礁付近で操業していた日本の漁船が、米国の水爆実験による降灰を浴びて被曝した事件です。この事件が「核実験によって太古の眠りから目を覚ました怪獣が、安住の地を追い出されたことに怒り、東京を破壊する」という構想に繋がったといわれています。
ゴジラの正体
ゴジラは元々牧五郎博士が発見した放射性物質を餌とするバクテリアのような海洋生物だといわれています。さらに他の生物の遺伝子を取り込むことで、自己進化を進める生物でもあるといわれています。そこからなぜ生まれたのか、ゴジラの正体は何なのかについて作品でははっきりとは描かれていません。しかし歴代のゴジラを比較していくと古代生物で物質と融合して進化していく怪獣であるということがわかります。
ゴジラが街を襲う理由
ゴジラがなぜ生まれたのかそしてなぜ街を襲うのかについては、様々な理由があげられています。まず一つ目にいわれているのは核実験で生まれたゴジラは、エネルギーの源である核エネルギーを求め原発を襲おうとしているといわれています。次にいわれているのが自分を生み出した人間に何らかの憎悪を抱えているという説です。さらにゴジラは自然災害的に捉えられているようで、理由が存在しないという意見もあります。
まとめ
今回は、ゴジラはなぜ生まれたのかきっかけや誕生の理由について、ゴジラの歴代の作品をもとに考察していきました。toracolumn.comで紹介されている野球界では有名なゴジラ松井のニックネームの元にもなるくらい、壮大なパワーをもつゴジラですが、未だに謎は解明されていません。ゴジラは古代生物であったり、人間による怨念であったり様々な説があげられていますが、根源は核実験によるものから生まれたのではないかという説が多く見られます。今後もゴジラ作品は続いていくため謎が明らかになる日も来るのではないでしょうか。