北海道を舞台に金塊をめぐる冒険と戦いを描いた人気漫画作品の「ゴールデンカムイ」は、ドラマ化や実写映画化されています。しかし映画のレビューでは度々内容がひどいといわれているようです。まだ見たことない人にはなぜひどいといわれているのか気になる人もいるのではないでしょうか。そこで今回はゴールデンカムイ実写がひどいといわれている理由について解説していこうと思います。
ゴールデンカムイの実写版のあらすじ
2024年1月19日に公開されたゴールデンカムイの実写映画は、日露戦争後の北海道を舞台に元兵士杉元佐一とアイヌの少女アシリパが隠された金塊を巡って冒険と戦いを繰り広げます。杉元佐一を演じるのは山崎賢人さんで、アシリパを演じるのは山田杏奈さん、尾形百乃助を演じるのは眞栄田郷敦さん、月島基役を演じるのは工藤阿須加さんです。
ゴールデンカムイの実写版がひどいといわれる理由
ゴールデンカムイの漫画は非常に人気の高い作品ですが、実写の評判については不満の声が多くみられました。原作との違いや演技のセリフ回しに違和感を覚えたようです。原作でのグロいシーンが隠されていたり、ギャグシーンも控えめだったりと不満があった人もいます。ではここからひどいといわれる理由についてさらに詳しく解説していこうと思います。
ゴールデンカムイの実写のテンポの速さとストーリーの浅さ
原作のゴールデンカムイはスリリングな展開と、深い人間ドラマが絶妙なバランスで描かれています。しかし実写版ではこのバランスが崩されてしまっています。テンポの悪さやストーリーの浅さが目立っており、ひどいといわれているようです。特にキャラクターの内面描写や複雑な人間関係が不十分に描かれており、原作のような奥深さがなくなってしまっているという声が多くみられました。
ゴールデンカムイのキャラクターと俳優のキャスティングのミスマッチ
度々実写映画の際に問題視されるキャスティング問題は、ゴールデンカムイの実写版でもありました。主人公の杉元佐一は野性的な魅力や、過酷な戦争を経験した元兵士としての雰囲気が十分に表現できていないと指摘しています。山崎賢人さんはこれまでにも数々の漫画作品の実写版に出演しているため、期待の声も上がっていた分視聴後にひどいという声が多くあがってしまったようです。
キャラクターの個性を生かしきれない演技
ゴールデンカムイのキャラクターは、主人公だけでなく他にも個性的な容姿を持つキャラクターが登場します。しかし実写版ではこれらのキャラクターの特徴を十分に表現できていないという声が多くありました。登場するキャラクターの中でも杉元佐一の傷跡や鶴見中尉の義眼、白石由竹の特徴的な外見が、中途半端でひどいという批判があります。
アクションシーンが多すぎる
ゴールデンカムイの実写版では作品の多くがアクションシーンとなっています。そのためアクションシーンが多すぎてストーリーの浅さが目立ってしまっているようです。ゴールデンカムイはアイヌの文化や金塊を巡った駆け引きが魅力としてあげられるため、そのシーンが少なかったことがひどいと感じている人たちもいるのではないでしょうか。
まとめ
今回は大人気漫画「ゴールデンカムイ」の実写版がひどいといわれている理由について詳しく解説していきました。アニメ化では非常に評判がよく、実写版に期待が寄せられていましたが、キャスティングやストーリーの浅さなどが作品を知っている人には批判の部分となってしまったようです。しかし俳優陣は非常に豪華で実力派が揃っているため、原作とは違った良さを楽しむことはできます。sirokumama-ikuji.comで紹介されているとおりそれぞれの俳優、子役の生い立ちは異なります。各俳優陣の生い立ちとキャラクターは合っていたでしょうか?ゴールデンカムイを一度も見たことがない人はぜひ見てほしいと思います。