実際の事件を元にした映画「ゾディアック」は、アメリカで起きた未解決事件のゾディアック事件を題材にしているため謎が完全に解決されないまま終わる作品です。主演にはジェイク・ジレンホール、脇役にはロバート・ダウニー・Jrとマーク・ラファロが出演しており、「セブン」の監督を務めたデヴィッド・フィンチャーが監督を務めています。今回は、ゾディアックとういう映画のネタバレやゾディアック事件の真相について、作品と事件の二つを詳しく解説していきたいと思います。
映画「ゾディアック」の結末・ラストのネタバレ
ゾディアックは実際のゾディアック事件を元にした作品であるため、映画では事件を追う警察や新聞記者たちの奮闘が描かれています。数十年にわたり事件の証拠を集めようとしますが、事件の真相が作中でたどりつくことはありません。映画の終盤では、主人公の一人である新聞記者ロバート・グレイスミスが事件の調査を続け、最も有力な容疑者であるアーサー・リー・アレンにたどりつきます。しかし指紋や物的証拠が見つからず逮捕には至りませんでした。
物語では犯人が捕まっていない現実味を描いている
物語の最後には事件によって影響を受けた人々の人生が変わってしまい、疲弊したという描写が描かれています。有力な容疑者だったアーサー・リー・アレンは亡くなってしまい真相を知る機会も失われ、事件は完全に闇の中に葬り去られてしまいます。作品の結末のネタバレとしてはゾディアック事件を元にした作品であるからこそ、映画でも未解決で物語が終わります。
「ゾディアック」の地下室に隠された謎をネタバレ
映画「ゾディアック」のシーンの中の地下室で起こる出来事が話題となっています。主人公ロバート・グレイスミスがゾディアック事件の手がかりを追っている過程で、とある人物の家を訪れます。その家には不気味な雰囲気が漂い、大きな秘密が隠されているかのように感じられると言われています。ネタバレとしては地下室を調査しますが明確な証拠は見つからず、何があったのかは明示されません。
ゾディアック(映画)の犯人は誰なのかをネタバレ
先ほどネタバレの中でも名前をあげたアーサー・リー・アレンは、映画「ゾディアック」の犯人として最も有力視されています。物語では彼の行動や関係者の証言が犯人と一致する部分が多く見つかっています。殺人事件が起こった時間帯にも怪しい動きをしていたことも示されています。しかし犯人であるという証拠は自宅などからも発見できず、アレンが亡くなった後も未解決のまま終わってしまうのです。
犯人として疑いのある人物は複数存在する
ゾディアックにおいて犯人として疑われることになる人物はアーサーの他にも映像技師のボブ・ヴォーンや、リック・マーシャルなどがいます。行動や周囲の証言から事件に関わっているのではないかという部分や、不信感を抱くような要素から犯人なのではないかと考えられたのです。しかし、容疑者として上がった人物は全員確かな証拠がないことから映画の最後まで明かされることはありません。
ゾディアック事件の真相は?
ゾディアック事件は1960年代後半にカルフォルニア州サンフランシスコで発生した連続殺人事件です。犯人は捕まっておらず地元新聞社や警察に犯行声明文を送信した際に、「Zodiac」という偽名を使用しています。暗号文の解読など現在も操作が続けられていますが、犯人に繋がる情報はないままです。似顔絵などから容疑者などの候補も挙げられているようですが、警察は現在も捜査中であることから容疑者についての情報は公開していません。
まとめ
今回は未解決事件のゾディアック事件を元にした「ゾディアック」という映画について、ネタバレを含んだ作品の内容について紹介していきました。映画は現実同様に謎が解明されることがなく犯人も明らかにならないまま終わってしまいます。映画「ゾディアック」では怪しい雰囲気を持っていても確かな情報がなければ真相にたどり着けないという実際の事件と同じ心境を感じる描かれ方をされています。bakushin-father.comなどアニメやアーティストに関する考察を扱っているサイトが増えてきていますが、私は引き続き映画やドラマの考察をしていきたいと思います!!