Netflix から独占配信、ホラー映画「ハリガン氏の電話」のあらすじ&ネタバレ!?

アメリカのホラー小説の作家スティーヴン・キングの中編小説を原作にした現代的なIphone をモチーフに製作されたホラー映画です。2022年にネットフィリックから公開されており、微妙な評価を受けています。

意外にも青春ドラマ要素が強く、恐怖よりも想定外のドラマのようなストーリー展開です。

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あらすじ

2003年、小学生のクレイグは母親の死後、退職した実業家ジョン・ハリガンと知り合い、週に 3 回、本を朗読するバイトを引き受け、次第にクレイグと年老いたハリガンは親しくなっていきます。

クレイグは高校に入学し、いじめっ子のケニー・ヤンコビッチから脅迫されたところを、ハート先生に助けられ親しくなります。ハリガンからもらった宝くじで 3千ドルに当たったクレイグは、ハリガンにも iPhone を購入します。最初は新しいテクノロジーに抵抗があったハリガンでしたが徐々にクレイグとやりとりを楽しむようになります。

そんなある日、ハリガンが急死、クレイグは葬儀で、ハリガンの携帯電話を棺に入れ埋葬されます。その後、ハリガンの同僚から、ハリガンの遺言でクレイグの将来の学費と作家としてのキャリアを支援するため、教育信託基金として80万ドルが贈られます。

クレイグはハリガンの電話に感謝の気持ちを伝えます。翌朝、ハリガンから奇妙なテキストメッセージを受信したクレイグ、父親はiPhone自体のバグだと聞き流します。

ある日、クレイグは好意を寄せていた女性と一緒にダンスに行くが、校内で麻薬取引をしていたケニーに偽装され、休学処分を受けてしまいます。その晩、クレイグはイライラと悲しみのあまりハリガンに電話をかけ、ハリガンから良いアドバイスを貰おうとします。

翌日、ケニーは寝室の窓から抜け出そうとして転落、死亡しているのが発見されます。その事態に混乱したクレイグはアップルストアに行き、携帯電話を新しいモデルにアップグレードし、古い携帯電話を隠します。

クレイグは高校を卒業し、ジャーナリズムを学ぶためにボストンの大学に進学します。そこに父親から電話があり、ハート先生が飲酒運転手ディーン・ホイットモアによって交通事故に巻き込まれ死亡したと告げらます。その運転手は、他にも飲酒運転で捕まり、免許は停止されていたが、この事故で刑務所ではなくリハビリ施設に送られます。

判決に納得できないクレイグは自室に戻り、古い携帯電話を使ってハリガンに電話、ホイットモアの死を願います。その後、クレイグはホイットモアがシャワー室で死体となって発見されたことを聞かされ、リハビリセンターに向かい、職員に賄賂を渡して自殺の詳細を聞き出します。クレイグは、自殺に使用された石鹸がハート先生が使用していたものと同じブランドであること、そしてホイットモアの遺書が実際にはタミー・ワイネットの曲「スタンド・バイ・ユア・マン」の歌詞であることを知り動揺します。

クレイグはショックのあまり実家に戻り、ハリガンが亡くなった後、開けることがなかった秘密のクローゼットを開け、亡くなった母親を思い出します。クレイグは墓石を訪れ、自分のメッセージを謝罪、ハリガンからの奇妙なテキストメッセージで、クレイグはホッとし、前進するように勇気づけてくれているのだと思い込みます。

クレイグはハリガンの墓を去り、実家にあった携帯電話を水に投げ込みました。

キャスト

ジョン・ハリガン:ドナルド・サザーランド

クレイグ:ジェイデン・マーテル

クレイグの父親:ジョー・ティペット

クレイグの母親:チェルシー・カルツ

ハート先生:カービー・ハウエル=バプティスト

ケニー:サイラス・アーノルド

ペート:トーマス・フランシス・マーフィ

エドナ:ペギー・J・スコット

感想

主人公が願ったことが果たしてハリガンに電話したことで現実化した出来事なのか、世にも不思議でミステリーな展開の映画でした。

原作者スティーブン・キングの従来のホラー映画の中ではあまり恐怖感は感じず、むしろ主人公の大人気ない願いが実現したことによって、母を亡くした少年が成長していく姿が描かれているようにも思える作品です。

 

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