本作は、2020年に公開されたポーランド発のエロティック・スリラー映画です。2022年には続編2本を連続でリリースしています。
Netfilxのみで視聴することができる本作シリーズは、まず表紙を見るとみようか迷ってしまうのうなインパクトのある映画です。気になっている方、必見、どんな映画なのかサクッと解説します。
概要
本作「356 Days」シリーズは、ポーランドの作家ブランカ・リピンスカの同名小説を映像化した三部作で、公開されるや否や、批判が殺到し、視聴率より検索率の方が上回ったという集計結果が出ました。
ストーリーの設定が性的暴力や拉致、監禁、強要シーンなどの描写が過激すぎて、劇場で上映されていないためPGの指定もありません。
ポーランドとイタリアを舞台にした作品として注目を集めた一方で、酷評にも否めず、2020年のゴールデンラズベリー賞にノミネートしています。
「愛は、365の日々で」(1作目)
ポーランドで営業部長を務めているキャリアウーマンのローラは、自身の誕生日を祝うためシチリア島へ旅行にいきます。しかし、マフィアの一員であるマッシモに誘拐され、別荘で自分の素性とこれまでの話を明かされます。
マッシモはローラを惚れさせるため、その気になるまで性的関係に持ち込むことはしないと約束し、365日間一緒に時間を過ごすように強制し、故郷の彼氏との不仲からローラは留まることにします。
何不自由のない生活を送り、時折マッシモが見せる気性に戸惑うローラでしたが、次第に2人は激しく関係を持つようになります。
「愛は、この日を迎えて」(2作目)
子供を亡くしたことで、失意の中にいるローラは、マッシモが仕事で忙しい間、何もすることがなく退屈を感じ始めていました。2人は口論が絶えなくなり、ローラの心はマッシモの庭師であるナチョに傾倒するようになります。
自宅でのパーティでマッシモが元彼女とイチャついているところを目撃したローラは、ナチョと関係を持つようになります。ナチョの父親はマッシモの敵対するマフィアのボスでありながら、ローラはナチョの自宅に招待されます。そこでローラはマッシモの双子のアドリアーノに拉致され、全ての事情を知りローラは逃げようとしますが…
「愛は、新たな日々へ」(3作目)
療養後ローラはマッシモとのすれ違いを解消するため、医師が回復するまで親密な関係を持たないよう勧めているにもかかわらず、性的欲求不満を満たそうとマッシモを誘惑します。その後、親友のオルガと今後どうするかを考えていたローラのもとにナチョから電話があり、謝罪と愛の告白を受けます。
2人の関係を察したマッシモはローラを問ただし、ローラは離婚を提案、ポーランドに帰郷します。
オルガはローラがマッシモに殺されるのではないかと案じる一方、ローラはマッシモに会い、話し合うことにするのですが…
感想
個人差はあるものの、意外と見応えのある大人のロマンス映画だと思いました。エキゾチックなイタリアの風景や、マッチョなセクシー俳優が出演しているので、ドキドキしたい女子におすすめのエロティック映画です。
ヨーロッパらしい背景に情熱的なイタリア人男性と美しい東欧の美女とのスリリングで堪能的な関係が最大の見どころです。
少し刺激を受けたい大人の男女にオススメの映画です。