『トランスフォーマー/ロストエイジ』は、シリーズの第4作目で、前作から5年後を描いています。主要キャストにはマーク・ウォールバーグ、ニコラ・ペルツ、ジャック・レイナーが新たに加わり、ダイナボットが重要なテーマとなっています。物語は中生代白亜紀末期に地球に到着した宇宙船団によって恐竜が絶滅させられたことから始まり、現代に至るまでを描いています。
トランスフォーマー ロストエイジ:キャスト
出演: マーク・ウォールバーグ, スタンリー・トゥッチ, ケルシー・グラマー, ニコラ・ペルツ, ジャック・レイナー, タイタス・ウェリヴァー, ソフィア・マイルズ, リー・ビンビン,T・J・ミラー, ジョン・グッドマン
脚本: アーレン・クルーガー
トランスフォーマー ロストエイジ:サム
「トランスフォーマー ロストエイジ」では、今まで連投してきたサム(一家)が突然出て来なくなって、今作からはケイド・イェーガーが主人公となっていました。
ネットで見ると”サムがいなくなってさみしい”などの言葉も見受けられます。私の個人的な感想は、金属生命体と人類との厳しい戦いの中でコミカルさを出したかったのだとは思いましたが、あのサム一家の下品な言葉遣いが気になっていつも違和感を持っていました。
恋人役のミーガン・フォックスは色っぽくてかつワイルドさもあり気に入っていたのですが、残念ながら2作品だけで降板となったようです。また、サムの出なくなった理由が契約が切れたからという話も目にしますが、前作から5年後という事で、また新たな人間達との絆を描いて行く試みがあったのかもと思いました。
トランスフォーマー ロストエイジ:映り込み
「映り込み」と聞いて最初は何の事やらピンとこなかったくらい、ザックリと作品を見ている自分に気づきました(苦笑)。調べてみると、最後の見せ場であるロックダウンとオプティマスとの激しい戦闘中での1シーンの事でした。
地上に降り立ったロックダウンがオプティマスを剣で突き刺し動けなくした直後、ケイドが武器を持って壁越しに攻撃していくシーンでそれはありました。
画面中央の壁部分がロックダウンにより破壊されるシーンで、画面の左側にケイドは居て難を逃れた様ですが、中央に誰か人影が見えるのです。
そこにも誰か逃げ遅れた人がいたと思えますが、(編集の都合だったのか)それに対してケイドが全く無視しているような態度だったので、「映り込み」が起こっているかのような違和感があったのだと推測します。皆さん細かな所まで良く観られていますね!
トランスフォーマー ロストエイジ:ひどい?
「ロストエイジ ひどい」という言葉もチラホラ見受けられます。その内容は、展開が途切れがちだったり詰め込み過ぎでストーリーに没頭しにくいとか、主人公など魅力的なキャラが見られない等と色々と書かれていますね。
私も今作では人間同士のやりとりの部分が多く、それよりももっとオートボットたちの迫力ある戦いのシーンを多く観たかった方です。2時間45分というのも長く感じて、もう少し凝縮できなかったのかなぁとも思いました。
しかし、一連の「トランスフォーマー」ファンとしては、あの車から変化して行く映像と機械音にゾクゾクするし、敵との戦いに皆で立ち向かっていく構図は毎回ワクワクしています。今作では恐竜タイプの「ダイナボット」が登場するのが目新しく、子供とも楽しく観れる作品だと思います。