『ゴーストバスターズ:アフターライフ』が地上波放送を迎え、映画ファンの間で話題となっています。シリーズの裏話や意外な展開に注目が集まりましたが、一部のファンからはひどいとの声も上がっています。ネタバレに敏感な観客も多く、ハロルドの登場やエンドロール後の裏話も懐かしさを感じる人もいます。一方で、ゴーストバスターズファンが心待ちにしていました続編も劇場公開されたところです。
ゴーストバスターズ:アフターライフ:キャスト
登場人物 | 説明 |
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フィニアン | ゴーストバスターズの元メンバーであるイーゴン・スペングラーの孫娘。イーゴンの遺産を追求し、ゴーストバスターズの使命を受け継ぐ。 |
トレバー | フィニアンの弟で、イーゴン・スペングラーの孫息子。フィニアンとともにゴーストバスターズの使命に参加する。 |
キャリー | フィニアンとトレバーの母親。イーゴン・スペングラーの娘であり、彼の死後、彼の遺産の管理を引き受ける。 |
イーゴン・スペングラー | 元ゴーストバスターズのメンバーで、フィニアンとトレバーの祖父。物語の始まり時点で既に亡くなっており、彼の遺産が物語の中心となる。 |
ゴースト | 町に突然出現した謎の現象や不気味な出来事の原因となる存在。フィニアンとトレバーがゴーストバスターズとして対処する相手。 |
その他の町の住人 | フィニアンとトレバーが町で出会うさまざまな人々。彼らは物語の進行に影響を与え、ゴーストバスターズの使命を支援する。 |
ゴーストバスターズ:アフターライフ:エンドロール後
『ゴーストバスターズ アフターライフ』のエンドロール後には、2つのショートムービー(ミッドクレジットシーンとポストクレジットシーン)があり、それぞれに意味が込められています。
ミッドクレジットシーン
このシーンでは、オリジナル『ゴーストバスターズ』のメンバーであるウィンストン・ゼドモアが、成功したビジネスマンとして登場します。彼はゴーストバスターズのオフィスを訪れ、自分がいかにゴーストバスターズの一員であることに誇りを持っているかを語ります。このシーンは、オリジナルメンバーへのオマージュであり、ゴーストバスターズの遺産が現代にも引き継がれていることを示唆しています。また、将来のゴーストバスターズ関連の作品で、オリジナルメンバーが再び重要な役割を果たす可能性を暗示しているとも考えられます。
ポストクレジットシーン
こちらのシーンでは、オリジナル『ゴーストバスターズ』のピーター・ヴェンクマン博士(ビル・マーレイ演じる)とデイナ・バレット(シガニー・ウィーバー演じる)が登場します。二人は過去のエピソードを振り返るような軽妙なやり取りをします。このシーンは主にファンサービスの要素が強く、オリジナル作品への敬意と、キャラクターたちの関係性が時間を経ても変わっていないことを視聴者に楽しませます。
これらのショートムービーは、ゴーストバスターズの世界がまだまだ広がりを見せること、そしてオリジナルキャストへの敬愛が今後の作品にも続いていくことをファンに約束する内容となっています。
ゴーストバスターズ:アフターライフ:続編
2024/3/29劇場公開
世界中が一瞬にして氷に閉ざされた驚異的な光景が広がる中、ニューヨークの夏がゴーストに奪われる。市民たちが猛暑のビーチで楽しむ最中、突如として海の向こうから大量の氷柱が襲来し、街は氷の世界に変貌する。この恐るべき現象の元凶は、史上最強のゴーストである「デス・チル」の力を持つ存在だとゴーストバスターズ一家が突き止める。
ティザービジュアルでは、ゴーストの存在を表す「ノーゴースト」マークが完全に氷漬けになっており、その異常事態が一目瞭然となっている。このアイコニックなマークが凍結するほどの危機的状況に立ち向かうゴーストバスターズの姿が描かれる。
果たして、彼らはゴーストに奪われた夏を取り戻すことができるのか? 2024年、凍結するかもしれないゴースト退治の冒険が始まる。
ゴーストバスターズ:アフターライフ:ひどい
批判については、一部の視聴者からは、リブート版と比較して、”ゴーストバスターズ アフターライフ”が過去のシリーズにおける軽快さやユーモアを欠いていると感じられたようです。特に、イゴン・スペングラーのキャラクターが不遇な状況に置かれている描写や、全体的に寂しさや暗さが漂う雰囲気に、物足りなさを感じる声がありました。しかし、この作品がハロルド・ライミスへの鎮魂歌的なものとして制作されたことを考慮すると、その雰囲気が意図的であることが理解されます。
ゴーストバスターズ:アフターライフ:ネタバレ
“ゴーストバスターズ アフターライフ”のストーリーは、イゴン・スペングラーの孫たちが中心となり、亡くなった祖父の秘密とゴーストバスターズの遺産を解き明かしていく冒険を描いています。彼らは町で起こる不可解な現象の背後にある真実を追求し、世界を破壊しようとする破壊神ゴーザの復活を阻止しようとします。終盤には、初代ゴーストバスターズのメンバーも登場し、新旧が力を合わせてゴーザと対峙します。イゴンの霊も現れ、孫たちとともに戦いをサポートします。最終的には、彼らの活躍によりゴーザを封印し、平和が取り戻されます。
この映画の評価は分かれており、一部からは否定的な声も上がっています。その理由としては、オリジナル作品との比較、新しいキャラクターや展開への違和感、または期待していた要素が含まれていないなど、様々な要因が考えられます。しかし、オリジナルのファンには懐かしさを感じさせる要素や、新たなストーリーへの期待感を持つ視聴者も多く、映画の受け取り方は観る人によって大きく異なります。
続編の可能性については、映画の終盤やエンドロール後の映像から、続編を示唆するような内容が見られます。具体的には、ゴーストバスターズ本部の地下でゴースト保管庫のランプが赤く点滅するシーンがあり、物語がまだ続く余地を残しています。
結論から言いますとこの映画で気まずい場面は一切ありません。
ゴーストバスターズ アフターライフ”は、批評家から賛否両論のレビューを受けました。キャストの演技、ジェイソン・ライトマンの演出、懐かしいトーン、そしてハロルド・ライミスへのトリビュートが評価されました。しかし、脚本や過度のファンサービスに対する批判が主に挙げられました。この映画は、オリジナルシリーズに対する尊敬の念が過剰で、真面目なSFアプローチと軽いコメディを不自然に混ぜ合わせた試みとして、すべての観客から共感を得ることはありませんでした。
物語は、エゴン・スペングラー博士の疎遠になっていた娘カリーと彼女の子供たち、トレバーとフィービーがオクラホマ州サマービルの荒れ果てた農場に引っ越してきたところから始まります。彼らはすぐに、町と自分たち自身がオリジナルのゴーストバスターズとどのように繋がっているかを発見します。祖父のような科学の天才であるフィービーは、兄、新しい友人たちと一緒に、オリジナルのゴーストバスターズの歴史に繋がる新たな超自然的な脅威を発見し、戦います。
ゴーストバスターズ:アフターライフ:ハロルド どうやって
ゴーストバスターズ アフターライフ”はハロルド・ラミスに捧げられています。彼はオリジナルの映画でエゴン・スペングラー役を演じ、映画の制作にも深く関わっていました。ラミスの死後に制作されたこの映画は、彼の遺族がスクリプトの初読みから編集室の訪問まで、制作過程に深く関与しています。映画は、ラミスを称え、彼の家族とオリジナルキャストによる最後の別れを描いています。
ゴーストバスターズ アフターライフにおけるハロルド・ラミスのカメオ出演は、彼の家族の協力と綿密な検討を経て実現しました。ラミスの娘、ヴァイオレット・ラミス・スティールは、父親のキャラクターであるエゴン・スペングラーをリスペクトし、過去の映画を称えつつ、現代と未来のための作品を作ることに尽力したジェイソン・ライトマンの取り組みを評価しています。スティールは、エゴンをCGIで復活させ、映画のクライマックスで彼が旧友たちと共に最後の戦いに臨むシーンに深く関わり、映画製作の全過程において彼女たちが関与したことを認めています。
また、ジェイソン・ライトマンは、エゴンの霊的な存在を通じて、映画の中でラミスに敬意を表するとともに、彼のキャラクターと実際の外見の違いにも配慮しました。エゴンのキャラクターが第一、第二作の映画に基づいており、ラミスが亡くなる直前の実際の姿ではないことを、スティールは特に高く評価しています。このカメオ出演は、失われた人々が常に私たちと共にいるというメッセージを強調しています。
このアプローチにより、ゴーストバスターズ アフターライフは、過去へのオマージュと現在への橋渡しを行いながら、故人への敬意と愛を込めて制作されました。
ゴーストバスターズシリーズ裏話
『ゴーストバスターズ』シリーズには多くの興味深い裏話やトリビアがあります。たとえば、ポルノ映画スターのロン・ジャーミーがエキストラとして出演しており、群衆シーンで彼の象徴的な髭を見つけることができます。
また、映画に登場するマシュマロマンは初期脚本で考えられていた規格外のモンスターの中で唯一実現したキャラクターです。他の大きなキャラクターたちは予算の関係でカットされました。
シガニー・ウィーバーは『ゴーストバスターズ』でのオーディションを受け、宙に浮かぶ演技を披露して見事役を勝ち取りました。この時、ウィーバーの強烈なリプリーの印象にも関わらず、彼女のコメディ演技の可能性を監督は見出しました。
さらに、プロトンパックの重さが約13キロもあったという話や、ジョン・ベルーシが最初の主役候補だったが、彼の急死により実現しなかったことも知られています。
ダン・エイクロイド自身も幽霊などの存在を信じる家系に生まれ、その影響で『ゴーストバスターズ』の脚本を書いたと言われています。彼の曽祖父は19世紀に著名な超常現象研究家で、ダン自身も幽霊や超常現象に関する雑誌を読むのが好きだったそうです。
これらのトリビアは、『ゴーストバスターズ』シリーズをより楽しむための背景知識として、ファンにとって非常に魅力的なものです。
ゴーストバスターズ:アフターライフ: ゴーザ
『ゴーストバスターズ アフターライフ』では、オリヴィア・ワイルドが物理的にゴーザを演じています。この映画は、イゴン・スペングラーの家族がオリジナルのゴーストバスターズとのつながりを発見し、ゴーザが一連の超自然的な出来事を通じて地球に戻ろうとする様子を描いています。