不器用だけど最高のパパ！阿部寛が演じる主人公・ヤス
本作の主人公であるヤスは、とにかく不器用で、いつも空回りしてしまうような愛すべきキャラクター。そんなヤスを演じるのは、名俳優・阿部寛。阿部寛は持ち前のコミカルさと温かさを存分に発揮し、観る者を笑顔にさせると同時に、深い感動を与えてくれます。
ヤスは、幼い頃に両親を亡くし、苦労しながら育ちます。そんな経験から、自分の家族を心から大切に想うようになり、息子・アキラを溺愛します。しかし、不器用な性格ゆえに、アキラとの距離を縮めることができず、いつも空回りしてしまうのです。
そんなヤスの不器用さが、なんとも愛おしく、つい応援したくなってしまいます。阿部寛の演技力はまさに絶品で、ヤスの喜怒哀楽を表情豊かに表現しています。観ていると思わず、「このパパ、最高！」と叫んでしまうこと間違いなしです！
成長していく息子・アキラを熱演！北村匠海の魅力
ヤスの息子・アキラを演じるのは、今最も旬な俳優の一人である北村匠海。北村匠海は、ヤスに反発しながらも、どこかんだかんだで父親を尊敬しているアキラの複雑な心情を繊細に表現しています。
幼い頃から父親との二人暮らしだったアキラは、寂しさを感じながらも、ヤスを支えようと努力します。思春期に入り、父親と衝突することも増えますが、根底には父親への深い愛情があることが伝わってきます。
北村匠海は、アキラの成長を自然体で演じており、観る者をグッと引き込んでくれます。特に、ヤスとのぶつかり合いのシーンは必見です。北村匠海の演技力によって、アキラの心の成長がリアルに表現されています。
笑いあり、涙あり！心温まるストーリー
『とんび』は、笑いあり、涙ありのストーリー展開が魅力です。
ヤスとアキラのコミカルなやり取りは、思わず笑ってしまうこと間違いなし。また、二人がぶつかり合いながらも、徐々に心を通わせていくシーンは、感動必至です。
特に、クライマックスシーンは、涙腺崩壊覚悟でご覧ください。ヤスとアキラの強い絆が、観る者の心を温かく包み込んでくれます。
昭和の懐かしい風景も楽しめる！
本作は、昭和の時代を舞台にしています。そのため、懐かしい風景やアイテムが随所に登場し、心が温まります。
特に、ヤスとアキラが暮らす広島の風景は、とても美しく心に残ります。また、昭和の時代の子供たちの遊びや、人々の暮らしぶりなどもリアルに描かれており、思わず当時のことを思い出してしまうでしょう。
家族の絆について考えさせられる作品
『とんび』は、家族の絆について考えさせられる作品です。
不器用ながらも息子を愛するヤスと、そんな父親に反発しながらも父親を尊敬するアキラ。二人は様々な困難を乗り越えながら、互いを支え合い、成長していきます。
本作を通して描かれるのは、血の繋がりではなく、心の繋がりで結ばれた家族の温かい絆です。ヤスとアキラの親子関係は、私たちに家族とは何か、そして家族の大切さを改めて考えさせてくれます。
まとめ
映画『とんび』は、阿部寛と北村匠海の熱演、笑いあり涙ありのストーリー展開、昭和の懐かしい風景など、見どころ満載の作品です。家族の絆について考えさせられる、心温まる作品ですので、ぜひ一度ご覧ください！
