2006年に公開されて大ヒットした映画、「プラダを着た悪魔」。元々、ファッションに全く興味のなかった女性が、まさかの超一流ファッション誌の編集長となってしまいました。そんな編集長の下で働くこととなったジャーナリスト志望のアンディは、編集長にこきを使われる日々を過ごします。まるで独裁者かのように扱ってくる編集長との出会いが、アンディの成長のきっかけとなり、自身の人生と向き合う姿を映し出している作品です。
そんな本作品ですが、巷ではプラダを着た悪魔 続編制作が決定したとの噂が出回っているようです。その情報が本当であれば、かなり期待は高まります。キャストや監督、続編のあらすじについて、詳しい情報をお伝えしていきます。
プラダを着た悪魔2の制作決定は本当?
結論から言うと、プラダを着た悪魔の続編の制作発表は本当です。アメリカのデジタルメディア「パック・ニュース」によると、ディズニーが製作することが決まっており、アライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本家を、ウェンディ・フィネルマンがプロデューサーを務めるようです。
アライン・ブロッシュ・マッケンナといえば、ミュージカル映画「アニー」や恋愛コメディ映画「ケイト・レディが完璧な理由」などのヒット作を生んでいます。自身が女性でもあることから、女性を主役にした作品かつ、仕事・子育て・恋愛を取り上げた作品が多い印象です。女性ならではの悩みや考え方に寄り添うからこそ、共感を呼び、ヒット作品につなげているのかもしれません。
プラダを着た悪魔の続編のキャストはだれ?
現段階の情報によると、アンディを苦しめた鬼上司役を務めたメリル・ストリープは出演が決まっているようです。メリル・ストリープは、御年75歳でありながら現役で活躍しています。これまでにも、俳優の中でも史上最多の数、21回のアカデミー賞ノミネートを果たしています。そのほかにも数えきれないほどの賞を受賞している、世界が誇る名俳優として称賛されています。
また、前作でアンディの同僚役だったエミリー役、エミリー・ブラントの出演も決まっています。作品の中では、アンディの同僚と言えど、アンディを馬鹿にするようなキャラクターを演じています。今のところ発表されているのは、この二名となっていますが、制作を進めているディズニーからの正式な発表はまだのようです。全世代が待ち望んでいる作品だからこそ、制作側も少しずつ情報を解禁するのかもしれませんね。
プラダを着た悪魔の続編の監督はだれ?
続編の監督を務めるのは、前作と変わらず、デヴィッド・フランケルだそうです。彼は、これまでに7作品の監督を務めてきました。2016年に公開された、「素晴らしきかな、人生」は、人生どん底の運の悪い男が主人公ですが、最後は心温まるエピソードとなっているそうです。
これについて、彼は、「僕が手掛けた作品は、全部最後に希望がある。辛いことをくぐり抜けてきたけど、最後に少し希望が見える、新しい明日があるような」と語っていました。プラダを着た悪魔も、アンディは最初からハッピーだったストーリーとは言えません。
でも、様々な出会いや経験を通して、失敗も意味があるのかもと思えるまでに成長していきます。辛いことが沢山な人生でも、少し前向きになれるような作品作りを意識しているのかもしれませんね。
プラダを着た悪魔の続編のあらすじは?
海外誌によると、鬼編集長であるミランダとかつての部下だったエミリー(アンディの同僚)対峙するストーリーだといわれています。雑誌の出版事業が衰退していることが時代背景にある中で、高級ブランドの子会社が多数ある、大企業の広告部門で有能な地位にエミリーがいるようです。確かに、現時点で明らかにされているキャストが、ミランダ役のメリル・ストリープ、そしてエミリー役のエミリー・ブラントの二人なので、この二人に焦点を当てたストーリーなのかもしれません。
前作が公開されて約20年経つので、もちろん登場人物の変化もあれば、時代の変化も少なくともあります。映画の中で出てくるかはわかりませんが、この20年の間でも、感染症の流行やIT化など、雑誌の出版事業に大なり小なり関わってくる問題がありました。そんなリアルな課題に、作中で向き合っているのか気になるところです。
まとめ
今回はプラダを着た悪魔2の続編制作が本当なのか、また続編のキャストや監督、あらすじについて詳しくお伝えしました。公開当時、まだ幼かった人や本作品を見ていない人でも、タイトルだけは聞いたことがあるという人はかなり多いのではないでしょうか。それぐらい認知度のある大ヒット作品に次ぐ続編なので、前作を初めて見るきっかけになるかもしれません。
もちろん、コアなファンたちは、確かな情報が出ること、また作品公開日まで首を長くして待っていることだと思います。今日お伝えした情報も、ごく一部でしかないので、常に情報を得られるように、アンテナを張っていてくださいね。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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