1953年にウォルトディズニーが制作したアニメ映画の名作「ピーターパン」。現在に至るまで様々なストーリーで実写化されていますが、2023年に公開された映画「ピーター・パン&ウェンディ」は、さらに新たな構成で制作されています。
日本での劇場公開は?
本作の構想から制作まで約4年間を費やして完成した最新のピーターパン関連映画として、公開当初はファンおよびに映画関係者からの正式に劇場での公開が期待されていました。
しかし、本作がちょうどパンデミック最中の2020年に発表され、すべての劇場公開がキャンセルされたことから、ディズニーのストリーミングサービスで公開されることになりました。
日本では2023年にDisney +からのプレミアム上映がされています。
知られざる豪華キャスト
ピーター・パン役:アレクサンダー・モロニー
ウェンディ役:エヴァー・アンダーソン
フック船長役:ジュード・ロウ
ティンカー・ベル役:ヤラ・シャヒディ
タイガー・リリー役:アリッサ・ワパナータ
ミスター・スミー役:ジム・ガフィガン
初の主役となる若手イギリス人俳優アレクサンダー・モロニーや、ウェンディ役のエヴァーは女優ミラ・ジョボビッチと映画監督ポール・アンダーソンの娘であり、本作が映画初主演になります。
宿敵フック船長をイギリス出身の人気実力派俳優 ジュード・ロウが演じ、話題となりました。
あらすじ
エドワード朝時代のロンドン。ダーリン家の長女ウェンディは両親と二人の弟ジョンとマイケルと一緒に寄宿学校へ出発する前日、家で最後の夜を過ごします。
ウェンディは自分が実家を去ることに不満を持ち、大人になりたくないのだと実感します。
その夜、ウェンディの願いを聞いて、自由奔放な少年ピーター・パンがウェンディを大人になる必要のないネバーランドへ連れて行こうとやって来ます。
そして、弟ジョンとマイケルの同意のもと、ティンカーベルの魔法の粉で飛べるようになり、夜のロンドンを飛び回りながら、目的地ネバーランドに向かうのだが、そこには思わぬ海賊や海の住人たちが待ち受けているのでした。
酷評と定評
新たな物語で蘇った名作ピーター・パンの実写化映画「ピーター・パン&ウェンディ」。
既に世界で知られているストーリーなだけに、公開にあたり興味を持つ視聴者が少なかった様子でしたが、ロンドンでの初演は意外と大ヒットを出しています。
初めて見る子供にはとてもウケが良かったようですが、大人が見ると映像には新鮮さを感じるものの、物語は分かりきっているので、低評価となってしまいました。
しかし、この映画を過去の作品と切り離して視聴すると、やはりディズニーらしいファンタジーアドベンチャーから外れることのない物語が描かれています。
感想
老若男女が知っているであろうディズニーアニメの名作「ピーター・パン」の物語が忠実に再現されている実写化映画で、最新の映像技術と特殊効果により、ディズニーのまた新たな一面を見せてくれる作品です。
ストーリーは決まりきっていて、知っているという視聴者でもコメディ感もあるため、大人が見ても、子供と見ても楽しめるおすすめの作品です。