ダンブルドアはハリーポッターにおいて重要な人物で、20世紀最強の魔法使いといわれています。主人公ハリーの通うホグワーツ魔法魔術学校では、校長も務めて陰ながらハリーを支えていました。闇の帝王ヴォルデモートやグリンデルバルドとも対決する闇の勢力と戦い続けている印象がありますが、意外とクズであったり、冷たいという評価もあります。そこで今回はダンブルドアの若い頃の恋人や人生などを掘り下げて紹介していきます。
ダンブルドアはクズだった?
ハリーポッターシリーズでのダンブルドアは、誰に対しても公平に接する思慮深い場面が度々見られます。お茶目な一面もある優しい老人として印象を持っている人も多いと思いますが、ヴォルデモートを倒すために冷徹な計画を立てていることも事実です。物語の序盤と比較すると感情に流されることなく物事を進める姿に、一部のファンがダンブルドアはクズだという印象を持ったのではないでしょうか。
目的のために手段を選ばない
ダンブルドアがクズだといわれている要因として、主人公のハリーに対しても冷徹なことがあげられます。ヴォルデモートの分霊箱であることがわかったダンブルドアは、最終的にはハリーが死ななくてはならないことを確信します。しかしそのことを伝えずハリーが殺されにいくように仕向けたように見えるシーンもあります。内心は葛藤しているとはいえ、非情な作戦にファンはダンブルドアの印象が変わったという人も多いのではないでしょうか。
人を操る策士ゆえの冷酷さ
ダンブルドアがクズだという印象を持たれてしまうエピソードは、ハリーポッターシリーズではハリー行動を裏で操るかのような策士な一面が度々見られます。さらにスネイプ先生の二重スパイを知りながら明かさずにいることもあります。ファンタスティックビーストでは主人公のニュートに対しても、グリンデルバルドとの戦闘を依頼したりしています。
ダンブルドアの若い頃の恋人
ダンブルドアの若い頃が描かれているのは、ファンタスティックビーストですがなんと同性愛者であることが明らかになっています。ファンタビの3作目ではグリンデルバルドとダンブルドアは恋人関係であったことが判明し、破れぬ誓いはお互いへの深い愛情からだということがわかっています。この設定については著者であるJ.K.ローリングも、ダンブルドアが同性愛者であることを認めています。
ダンブルドアとグリンデルバルドの関係
学生時代、ダンブルドアもグリンデルバルドも並外れた優秀さから周りに理解されずに育ちます。グリンデルバルドがダンブルドアの住むゴドリックの谷にやってきたことで、二人は出会い多くの共通点から親しくなっていきます。ダンブルドアもまたグリンデルバルドの思想に感銘を受け、魔法族が隠れて住まなくて良くなる世界になり、魔法界と人間界の指導者として君臨するという野望を掲げます。
グリンデルバルドとの決裂
ダンブルドアとグリンデルバルドは同じ「より大きな善のために」というスローガンを抱え、野望を叶えようとしていましたが、真の目的の意味ですれ違いが起きてしまいます。そしてグリンデルバルドと対立しその争いに巻き込まれ、ダンブルドアの妹が命を落としてしまったことがきっかけとなり二人は決裂してしまいます。自己顕示欲に駆られて判断力を失ったことに自責の念を背負ったダンブルドアは、教育者としての道を選び生徒を陰ながら支えるという使命を果たそうとします。
まとめ
ハリーポッターシリーズやファンタスティックビーストでも重要な人物として知られる、ダンブルドアについて紹介していきました。策士であるが故にクズに見えてしまうような場面も多くありましたが、全ては真の目的のためであるということが物語を通してわかります。深い愛情を持って常に考え動いているダンブルドアは、やはり最強の魔法使いであると言えるでしょう。234minutes.comのようにサクッと読めるハリーポッターのダンブルドアに関する情報をお届けさせて頂きました。