あらすじ
舞台は近未来の日本。
犬インフルエンザが大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“ 犬ヶ島”に追放します。
ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に降り立ちます。その少年は、愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリ。
アタリは、島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めます。アタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていきます。
スタッフ&キャスト
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
ビル・マーレイ Boss
エドワード・ノートン Rex
スカーレット・ヨハンソン Nutmeg
グレタ・ガーウィグ Tracy Walker
渡辺謙 Head Surgeon
野田洋次郎 News Anchor
夏木マリ Auntie
名だたるハリウッド俳優が声優を務めていますが、日本が舞台ということで日本人俳優も大勢参加しています!
おすすめポイント① これが海外からみた日本!?
ハリウッド映画や、海外ドラマで日本が登場すると嬉しいですよね!
犬が島は日本が舞台ということで、ウェス・アンダーソン監督の想像する日本が描かれています!
それは、日本人からしたら少し違和感を感じる部分もあると思いますが、そこを含めて楽しい作品となっています^^
劇中には、日本語でのセリフや漢字やひらがなを使用したシーンがたくさん出てきますので、監督の日本への愛が伝わります!
おすすめポイント② 現代版桃太郎?
犬が島は作品目から「鬼ヶ島」を連想させますよね。
本編のストーリーも桃太郎から着想を得たのではないかと思います。
「桃から生まれる」などのシーンはないですが、主人公のアタリが5匹の犬とともに旅をするという部分は、桃太郎が犬・サル・キジと一緒に鬼退治へ行くストーリーに重なります!
このように日本の昔話の要素を取り入れているのを見ると、日本を勉強してくれているのだなと嬉しい気持ちになりますよね^^
おすすめポイント③ ウェス・アンダーソン監督ならではの映像!
ウェス・アンダーソン監督といえば、独特な画角を挙げる人は多いのではないでしょうか。
立体を際立たせるのではなく、あえて正面や真上からの画角をうつし平面的に見せる映像は彼の作品の特徴です。犬が島でも彼の特徴的な映像は健在です!
それと、彼の作品は色遣いが鮮やかで、かわいらしい世界観です!展示会が開催されればチケットが売り切れるほどの人気ぶりでした!
彼の世界観が少しでも気に入ったのであれば必見です。
最後に…
わんこたちがたくさん登場します!
主人公の少年が犬を愛する純粋な気持ち、少年と犬たちの関係に胸を打たれるでしょう。
ほっこり温かい気持ちになりたいときにぜひ見てみてください^^