ユージュアルサスペクツ ネタバレ|カイザーソゼの華麗な伏線に迫る

ユージュアルサスペクツ ネタバレ|カイザーソゼの華麗な伏線に迫る

ユージュアルサスペクツという映画を知っていますか?きっとこの記事を読んでいる人は名前を知っていてちょっとだけ気になっているのではないでしょうか。もしくは、昔に見て内容を思い出したいのではないでしょうか。そんな人に向けてあらすじや見どころを含め、ユージュアルサスペクツを解説していきます。ただし、ユージュアルサスペクツのネタバレを含みますのでご注意ください!

目次

ユージュアルサスペクツあらすじ解説

ユージュアルサスペクツの始まりは、多額の現金と麻薬を積んだ密輸船の爆破事件から始まります。この事件により首謀者である五人の犯罪者集団と密輸船のマフィアのメンバー両方に多くの死者が出ました。犯罪者集団で生き残ったのはヴァーバル・キントという詐欺師1人だけでした。そこで警察の捜査員クラインは彼に事件の尋問をすることにします。彼の口から語られたのは、カイザー・ソゼと呼ばれる謎に包まれた人物の名前。果たしてカイザー・ソゼとカイザー・ソゼとは何者なのでしょうか。

カイザー・ソゼとはどんな人物?

カイザー・ソゼは裏社会マフィアのボスです。誰も直接会ったことや話したこと者はいません。そのため実在しない架空の人物だと主張する人々もいます。犯罪者集団で生き残ったキートンもその一人です。ですが、彼の右腕と名乗るコバヤシという人物は登場しました。また、尋問での証言がいくつか彼の情報を明らかにしています。彼はトルコ人で、父親はドイツ人。性格は冷酷。その冷酷さはハンガリーでマフィアに自宅を襲われた際に、自分の家族ごと皆殺しにするほどです。

ユージュアルサスペクツ見所3選

ここでは、ユージュアルサスペクツの見どころについて解説していきます。

見どころその①:カイザー・ソゼの正体は!?

結論から言うと、カイザー・ソゼの正体は明かされませんでした。捜査官は唯一の生存者ヴァーバルの証言から、黒幕ソゼがキートンであると推理します。その後、警察官はヴァーバルの証言が嘘まみれだったことに気がつき後を追いますが、見つけられず映画は終わってしまいます。

その②:あの有名なシーンはアドリブ?

五人の前科者が警察署に面通しで集められ、壁に並び順にセリフを言っていくシーンをご存じでしょうか。当初このシーンはシリアスな場面とする予定だったそうです。しかし映画を見ると笑っているシーンになっています。これはフェンスターのアドリブな変な発音の英語によって笑いのある場面になったようです。このシーンに注目してみてくださいね!

その③:ケヴィン・スペイシーの役作り

彼はカメレオン俳優と呼ばれるほど役になり切ります。彼が演じた役、ヴァーバルは左半身が麻痺していて足を引きずるように歩くのが特徴的です。この役作りでは、自然な動きを再現するために医者の助言を求めたり、靴底を削り取って歩いたりなどの努力をしていたそうです。

ユージュアルサスペクツ伏線

ユージュアルサスペクツには実は伏線が張られていたのです。それはラストの場面。ヴァーバルが街を歩き始め、引きずっていたはずの左足を自由に動かしています。そしてコバヤシが乗る車に乗り込み、彼は街の中へと消えていきました。最後にはヴァーバルがペテン師だったことが明らかになります。実はここまでに伏線があったのです。

伏線

また、尋問の際にイライラしたクラインがヴァーバルの胸もとを掴み揺する場面があります。この時クラインの腕を払いのけるためにヴァーバルは麻痺しているはずの左腕を振っています。ヴァーバルが身体不自由者を演じていたラストの場面に繋がる伏線です。

まとめ

今回は、ユージュアルサスペクツのあらすじや伏線について解説していきました。カイザー・ソゼの正体はちょっともやもやしますね(笑)。左腕の伏線は個人的にしびれました。興味があればぜひ映画を見てみてください。ここまで読んでくださりありがとうございました!

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