「トップボーイ:シーズン3」Netflixおすすめドラマ~あらすじ・感想・伏線・考察!

「トップボーイ:シーズン3」

ロンドンの麻薬取引に関わる主人公らの苦悩と暴力事件、見ごたえのある展開でした。

シーズン1から観て最初に感じたのが、アメリカではなくイギリスのストリートの話というのがとても意外でした。

どの国でも裏社会での様々な問題を抱えているのをうかがい知れた気がします。

ただ登場人物たちの見た目が大人も子供たち同士も、私には同じように見えてしまい、慣れるまでは「えっと、どっちの人だったっけ?」と頭を悩ます事が多くて、少々見づらかった気がします。

セリフ中にもっと相手の名前を言ってくれていたらもう少しマシだったと思えるのですが、普段自分が人としゃべっていてもそんなにいちいち名前を呼ぶことも少ない気がして、逆にリアルさも感じていました。

しかしその分、他の作品以上に集中して観て行く事となり、どんどん彼らの人生に引き込まれたのも良かった点だと思いました。

 

「トップボーイ:シーズン3」の伏線・考察・見どころについて解説します。

原作・制作: ローナン・ベネット
出演: アシュリー・ウォルターズ, ケイン・ロビンソン, マイケル・ウォード, シンビアツ・アジカウォ, ショーン・ロムルス, ジャスミン・ジョブソン, リサ・ドワン, カディーム・ラムゼイ, ホープ・イクポク・Jr, アラロイン・オシュンレミ, デヴィッド・オモレッギー, ケイヨン・クック, ジョラーデ・オバソラ, ノーレイ
目次

トップボーイ:シーズン3の見どころ①ジェイミーの死、その後・・

シーズン2では、後から頭角を現してきた売人のジェイミーが兄弟たちのいる家で、突然やって来たサリーに射殺されるというショッキングな感じで終わっていました。

サリーは昔から幅を利かせている人物の1人です。

彼と仲間関係なのはダシェンで、この2人の行動を中心に展開して行くのですが、他にも町にはジャックという青年が仕切る若者グループもいて、それぞれの家族や仕事仲間・敵対関係の人たち、それぞれの愛憎が入り乱れて、混沌とした中で進んで行くのが面白いです。

全体的にBGMも少なく、それぞれの視点に立った日常が、穏やかだったり激しかったり、暴力シーンもあったりしつつ、自分たちの抱える問題を必死に解決しようとするのですが、なかなか思った方向に行かない事も多く、彼らは最終的にはどうなっていくのか予想もつかない程に変化して行く世界観が凄かったです。

 

トップボーイ:シーズン3の見どころ②サリーとダシェン

サリーはあごひげか濃く、二重の目が大きめなのが特徴で、私にはそんなに悪そうには見えないのですが、やはりこの世界のベテラン「殺る時には殺る」が基本の様です。

麻薬やお金絡みで新しいグループと手を組む方向に行きますが、それだけの繋がりなので事が起こると撃ち合いになってしまいます。

ダシェンはシェリーという恋人がいて、店を持ちたいという希望を叶えてあげようとしますがなかなか上手く行きません。

多額の資金を持ち逃げされてしまい、もうこの世界は「昨日の仲間が今日は敵」という事がザラにあるのはとても怖い世界です。

でもダシェンは良く観ると、切れ長の二重でとっても目が綺麗なのが印象的でした。

 

トップボーイ:シーズン3の見どころ③印象に残ったシーン

ある公園のベンチに来て、亡くなった人に語り掛けるシーンが印象的でした。

特に最初に殺されたジェイミーの下の弟が、彼もまた暴力的な部分を持つものの、兄のジェイミーに語り掛けるのが切なく響きました。

小さな頃、ジェイミーが親代わりで、下の兄アーロンも含めてにぎやかな3人暮らしをしていたのを観て来た私にとっては、1人「(今は)生活がない・・・」とつぶやく彼に同情してしまいました。

 

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