太平洋の広大な海原に浮かぶモテヌイ島。
ここに住む少女モアナは、島の次期族長としての責任を背負いながらも、心の中で大海への憧れを秘めていた。
古代の伝説によれば、かつて神々と人々が共に暮らし、大いなる自然の恩恵を受けていたこの世界は、ある出来事をきっかけに変わってしまう。
モアナは、島の危機を救うため、そして自らの運命を探るため、禁じられていた大海への冒険の旅に出る。
彼女を待ち受けるのは、古代の神々の物語、強大な敵、そして真の自分自身との対話。
『モアナと伝説の海』は、運命に立ち向かい、真の勇気とは何かを問いかける感動のエピックストーリーです。
モテヌイ島に住むモアナは、島の次期族長としての役割を果たすべく、父親である現族長から島の外の海へ出ることを禁じられて育てられました。
しかし、モアナは小さい頃から海に強く引かれており、外の世界に対する好奇心を持っていました。
ある日、島の生態系が崩れ始め、魚が姿を消し、作物が育たなくなるという危機が訪れます。
モアナのおばあちゃんタラは、これはかつて半神マウイが盗んだ女神テフィティの心の石の影響であると語ります。
石を元の場所に戻さなければ、島は滅びてしまうと言います。
モアナは、島を救うために半神マウイを探し、テフィティの心の石を元の場所に戻す決意をします。
彼女は大海原へと冒険の旅に出ます。
途中、多くの困難に直面しますが、マウイとの出会いや彼との絆を深めることで、自分自身のアイデンティティや運命を見つけ出していきます。
最終的に、モアナとマウイはテフィティの心の石を元の場所に戻すことに成功します。
テフィティは再び平和な女神として復活し、モテヌイ島も元の豊かな状態に戻ります。
モアナと伝説の海:テフィティ
『モアナと伝説の海』におけるテフィティは、豊かな自然と生命を持つ島の女神です。
彼女は映画の中心的なキャラクターの一つであり、物語の鍵となる存在です。
物語の冒頭で、テフィティの心として知られる緑色の石が、半神マウイによって盗まれます。
この行為により、テフィティは怒りに満ちた火山の怪物テ・カーに変わり、太平洋の島々に暗闇と荒廃をもたらします。
モアナは、自らの島が荒廃の危機に瀕していることを知り、テフィティの心を取り戻して元の場所に返す使命を持つことになります。
冒険の中で、モアナはマウイと出会い、彼とともにテフィティの心を返すための旅を続けます。
最終的に、モアナはテ・カーとの対決の中で、テ・カー自体が心を失ったテフィティであることを悟ります。
モアナはテフィティの心を彼女に返し、テフィティは再び豊かな島の女神としての姿を取り戻します。
モアナと伝説の海:登場人物
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モアナ・ワイアリキ(Moana Waialiki)
- 主人公。モテヌイ島の次期族長としての役割を担う若き少女。好奇心旺盛で、島の外の世界に憧れを持っている。
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マウイ(Maui)
- 伝説の半神。変身の能力を持ち、魔法のフックを使って様々なことを成し遂げる。かつてテフィティの心の石を盗んだ。
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テフィティ(Te Fiti)
- 大地を創り出す女神。心の石を盗まれたことで怒りの姿となり、テカという火の怪物となっていた。
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タラ(Tala)
- モアナの祖母。モアナに島の伝説や家族の歴史を教え、彼女の冒険の旅をサポートする。
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チーフ・トゥイ(Chief Tui)
- モアナの父で、モテヌイ島の族長。海の外への冒険を禁じている。
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シーナ(Sina)
- モアナの母。娘の好奇心を理解しつつも、夫の意向を尊重している。
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プア(Pua)
- モアナのペットの豚。彼女の親友のような存在。
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ヘイヘイ(Heihei)
- あまり賢くない鶏。モアナの冒険の旅に同行する。
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タマトア(Tamatoa)
- 自己中心的な巨大なカニ。マウイの魔法のフックを持っている。
モアナと伝説の海:テフィティがテカァになった理由
物語の中で、半神マウイは自らの名声を高めるためにテ・フィティの心の石を盗みます。
しかし、心の石を盗んだことで、テ・フィティはその力を失い、怒りと絶望によって火と破壊の怪物テ・カァに変わってしまいます。
テ・カァは心の石を持つ者を追い求め、その石を取り戻そうとしますが、石はマウイによって失われてしまいます。
その結果、テ・カァは破壊の限りを尽くし、多くの島々を荒らし回ります。
モアナの冒険の目的の一つは、この心の石を正しい場所に戻し、テ・フィティを元の姿に戻すことです。
物語のクライマックスで、モアナはテ・カァの真の姿を理解し、心の石を彼女に返すことでテ・フィティを復活させます。
これにより、テ・カァは再びテ・フィティとなり、平和と繁栄が島々に戻ります。
モアナと伝説の海:感想
小さい赤ちゃんの頃のモアナがかわいすぎます。
海に選ばれた子らしいですが、海のシーンはどれもきれいでワクワクします。
物語的にはすべて予想の範囲内で意表を突かれるシーンはあまりありませんが、映像がカラフルできれいで没入できます。
あとマウイがかっこいい!
あの身体現実にはありえんけど、結構気に入りました。
そして歌もいいです。
また見直して聞きたくなります。
いい大人でも何も考えず見てたら面白いと思います。