「シックスティナイン」
なぜ亡くなった人たちが死後の世界でジャッジされているシーンがあるのか不思議でしたが、そこでまさかの事態が起こるので、トゥームらにとっては予期せぬ事が待ち受けていて、どんどん複雑になって行くのが面白かったです。
「シックスティナイン69」の伏線・考察・見どころについて解説します。
出演: ダビカ・ホーン, アモルナエク・ミケリー, アピヴィッチ・リンタポン, タナポーン・ラッタナサシウィモン, トリサーヌ・ソラヌン, プルエト・ナクプラド, パコーンソラパット・アチャナサルン, パタラ・エークサーンクン, ペミカ・ウォンスラカーン, チャナン・トークリサナ, デウィト・チャイチャンブタラ, ナッタポン・サワッディー, ケットクラム・ジャンモンクーン, チョンチャナ・サイチャンホム, プータナー・カンタパット, トルポン・クルオーン, ソーラボディー・チャンシリ, ウィーラポーン・ニティプラパー, イサラ・ブンラック, チャンシット・スワンケー, ティーラパット・ローハナン, プローイ・ホーワン, マノップ・ヴァナシンサトラポーン, プーチット・ジャンソン, ナッティポン・ブンプアン
シックスティナイン69の見どころ①トゥームの災難
保険会社に勤めるトゥームは、月間最優秀社員として表彰もされているのに、会社が不景気になると突然退職者となってしまいます。
それもくじ引きで辞めさす社員を決めるなんて、とっても理不尽で驚いてしまいます。
自分のアパートに帰るとエレベーターが故障しているし、災難が続く感じについ同情してしまいます。
その時にある男性が現れ、トゥームの荷物を一緒に階段を登り部屋まで運んでくれます。
大人しそうな雰囲気ですが、部屋の中まで入れてしまうのはどうかなぁと心配してしまいます。
一応自己紹介もしますが、何か良からぬ雰囲気を持っているのが気にかかります。
彼女と同時進行しているのが、タトゥーの男女で絵具にまみれて何をしているのでしょうか。
またムエタイを見ている男性のシーンもあり、そこには何やらお金が動いている様子です。
それがトゥームとどう繋がって行くのか、気になる始まりでした。
シックスティナイン69の見どころ②トゥームの部屋番号が・・・
彼女の部屋の前にとある荷物が置かれていました。
朝起きてゴミを出しに出たトゥームが気づいて、部屋に入れてからしばらくして戻って来ます。
その時、彼女はいつもの事といった感じで、ドアにつけられている「9」という番号札をクルッと半回転させ正しい「6」に直すのです。
なのでその受け取った荷物は、本来の「9」の部屋に届けられるべき物だったのでした。
彼女の部屋に押し入ってきた男性2人、ムエタイジムの名前が入っています。
その荷物の中に入っていたのが高額紙幣で、大金の行方を探し出そうとやっきになっています。
トゥームのその時の行動が信じられませんでした。
いったい何をどう考えているのか、彼女の行動には目が釘付けとなって行きます。
次第に事の重大さがヒシヒシと伝わってきます。
シックスティナイン69の見どころ③トゥームの犯罪
彼女の犯した犯罪が相手のボスに知れる事となります。
その後も彼女の部屋にやってきた輩が同士討ちをしてしまったりと、彼女の意に反さずどんどん死体が増えて行くのがすごいです。
おちゃらけた感じは全然ないのに、ちょっとコメディの臭いがしてしまうのが面白いです。
亡くなった人たちが死後の世界に行ったシーンも取り入れられている事からも、TVコメディのジャンルなのが分かる気がします。
でもトゥームの真剣なまなざしでどんどん事が進んで行くあたりが、日本とは違った表現の仕方に新鮮さも感じられます。
彼女は冷静にかつ大胆に事を進めて行くので、ついこの前までは普通の会社員だった事を忘れがちになってしまいます。
彼女の行きつく先には何が待っているのでしょうか?