『二十五、二十一』面白くない?ヒドの結婚相手や偉人の結婚が気になりますね~NETFLIX

二十五、二十一
『二十五、二十一』は、2022年2月12日から4月3日まで韓国のtvNで放送されたテレビドラマです。日本ではNetflixで配信されています。1990年代の韓国が舞台で、未曾有の経済危機に揺れる時代の混乱の中で出会った若者たちの愛と青春の物語を描いています。このドラマは、青春時代の甘く切ない思い出を美化して描くことに特化しています​。
目次

二十五、二十一:あらすじ

主人公、ナ・ヒドは、フェンシング部に所属する18歳の高校生です。かつてはフェンシング界の神童と呼ばれた才能を持ちながらも、経済危機の影響でフェンシング部が廃部に追い込まれます。夢を諦めきれず、憧れの選手であるコ・ユリムがいるテヤン高校に転校を試みるヒドは、さまざまな困難に直面します。

 

一方で、ペク・イジンは22歳で裕福な家庭に育ちますが、IMF経済危機で父親の会社が倒産し、生活が一変。新聞配達や貸本屋でアルバイトをして生計を立てながら、夢を諦めた日々を送っています。ヒドとイジンは出会い、互いに影響を与えながら青春を過ごします。

 

このドラマは、ヒドとイジンの関係を中心に、青春の美しさや痛み、変化を描いています。また、ヒドとフェンシングのライバルであるユリム、ヒドの同級生であるムン・ジウンやチ・スンワンなどのキャラクターも重要な役割を果たします。

二十五、二十一:キャスト

俳優名 登場人物名 登場人物の説明
キム・テリ ナ・ヒド IMF経済危機の影響で廃部となったフェンシング部に所属する高校生
ナム・ジュヒョク ペク・イジン 経済危機で生活が一変し、新聞配達や貸本屋でアルバイトをする若者
ボナ (キム・ジヒョン) コ・ユリム フェンシング韓国代表で金メダルを獲得した実力と美貌を兼ね備えた女子高生
チェ・ヒョンウク ムン・ジウン ナ・ヒドと同じ高校に通い、人気の高校生でコ・ユリムに片思いをしている
イ・ジュミョン チ・スンワン 学年1位の成績をおさめる学級委員長で放送部に所属している
ソ・ジェヒ シン・ジェギョン ナ・ヒドの母親で、ニュース番組のメインキャスターを務めるアナウンサー
チェ・ミョンビン キム・ミンチェ 成人したナ・ヒドの娘で、バレリーナを目指す中学生

二十五、二十一:イジン結婚

ペク・イジンの若かりし頃は裕福な家庭だったのが倒産のため一気に苦学生となってしまったのですが、そんな苦しい中でも元気いっぱいのナ・ヒドと出会う事で、次第に2人は良い関係となっていました。

このまま結婚へと進んで行けば良いなぁと思って見てしまいますが、冒頭でナ・ヒドの娘が出てきてその名前がキム・ミンチェなのです。
これはもう絶対に2人は結婚までいっていない事が分かりますね。

お互いの進む環境の違いで、心では惹かれあっていたものの結婚まではいっていない感じでした。それではイジンは最終話でどうなったのでしょうか。立派にニュースキャターとして成長したイジンは、後半でサンフランシスコとの中継を通して金メダルを取ったナ・ヒド選手に向けて「ご結婚おめでとうございます。」と言っているので、2人は結婚しなかったのは明白ですね。

なのでイジンの方はどうなったのかとても気になります。最終話ラストシーンで、会社のパソコンを操作するイジンの左手には何も指輪が無かった事から推察すると、日々の仕事が忙し過ぎて結婚相手を見つけるまで行かなかったのかなぁと思ったり、ナ・ヒドの事が強く心に残っていて他の女性・・とまで行かなかったのか、と思いを馳せながらのエンディングでした。

二十五、二十一:ヒド結婚相手

ヒドの結婚相手の事もとても気になりましたが、ストーリーの中では特に”この人”っていう話は出てきませんでした。イジンとの付き合いは厳しいお母さんも認めるまでになっていたのに、イジンの仕事の都合でどんどん離れ離れとなってしまうのが残念でした。

また、イジンは恋に一途な感じでしたが、ヒドの方は若い時から「恋愛ってどんなだか気になって」と他の男性と簡単に付き合ってみたり、同じ先輩の選手と仲良くお酒の約束したりと天真爛漫なところがあるので、もしかしたらその気の合う先輩と付き合って結婚に至ったのかと想像します。

二十五、二十一:面白くない?

最初は見慣れないフェンシングを題材にした青春ストーリーって感じに、これといった魅力を余り感じなかったです。そしてがっつり恋愛ドラマとは言い難い物足りなさも感じて面白くないと思ってしまう人もいるかと思いました。

私の場合は、中盤位からイジンが見習いだけど記者となれて生活の希望が見えて来た辺りから面白さを感じてきました。最初に感じた面白くないのかな?といった感覚は、徐々にヒドとイジンの心が近づいて来るのが見られ出してからはさらにグッと面白くなってきた気がします。

ヒドの友達の1人スンワンが人生を達観している様子が面白くて、暴力教師との対決シーンは力が入ってしまいました。後半は大きく皆の人生が変化して行き、その機微が繊細に描かれているのでつい涙してしまうシーンも出てきます。前半で面白くないと止めてしまった方も、悩んだりぶつかったりする青春の数頁をゆったりとした気持ちで観てみるのはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

目次