『残灰に』はサウジアラビアの映画で、ハレド・ファヘドが監督を務めています。
残灰に:キャスト
出演: シャイマ・アルタイエブ, カリア・アブ・ラバン, アドワ・ファハド, ダリン・アルバイド, アエシャ・アルレファイ
残灰に:感想
この映画はサウジアラビアの映画という事ですが、物語の入りはちょっと微妙というか欧米の映画やドラマを見慣れてるせいか古さが感じられます。
女子高でちょっと悪い3人組が、クラスの模範生徒アミラにいたずらというかいじめを日常的にします。
このあたりまではよくある学園いじめものなのですが、ある時映画の空気が一変します。
いじめられてたアミラが倉庫に閉じ込められます。
そしてその直後倉庫の外で火が出て延焼し学校中に広がります。
残念なことに倉庫に誰かに鍵をかけられ閉じ込められたアミラは死んでしまいます。
いじめてた3人は誰もが、大事になった!大変だ!みたいな顔をしています。
はたして誰がアミラを閉じ込めて火を放ったのでしょうか?
というお話になります。
最後え!!えっという人が犯人でした。
一応ネタバレも書きますが、途中から面白いし長い映画ではないのでネタバレ見ないで見てください。
実はアミラを倉庫に閉じ込めたのは、仲良しで女校長の娘ラナでした。
もちろん殺すつもりなどなく、いつも校長の娘らしくいい成績を取れと言われてるのにアミラが一番なので、仲良しなのだけど内心ちょっとアミラに負けたくないというのがあったのでしょう。
そして誰が火をつけたかというと、ちょうど倉庫の裏でタバコを吸っていたいじめっ子の二人が先生に見つかって煙草を没収されます。
生徒がいなくなったら、没収した煙草を先生が吸い出しますが倉庫の中で音がしたので慌ててタバコの火をポイ捨てしてしまいます。
なのでいじめっ子の仕業っぽい演出になっていますが、最後は親友の嫉妬と先生の火の不始末というちょっと笑えてしまう結末でした。
でもちょっとおもしろかったので時間がある方は見てみてください!