ハルクの映画はどっちがいい?インクレディブルハルクのあらすじを解説!

ハルクには「ハルク」と「インクレディブル・ハルク」があり、どちらもブルース・バナーがハルクに変身する物語です。2作品をみたことがないという方には、ハルクの映画はどっちがいいのか気になるというかたもいるとおもいます。そこで今回は2作品のあらすじを紹介しながら、ハルクの映画はどっちがいいのかレビューをもとに解説していきますので気になった方は是非参考にしてみてください。

ハルクの映画はどっちがいい?

ハルクの映画はどっちがいいという疑問について答えるとするならば、MCUの続きが見たいという方は「インクレディブル・ハルク」をおすすめします。「ハルク」は心理描写が重視された作品で、彼の父との関係や家族の呪縛に焦点を当てた作品です。それぞれの作品には特徴があり、コミカルさや仲間との掛け合いなど作品を通して成長する姿を楽しめるのが「ハルク」の魅力といわれています。「インクレディブル・ハルク」ではシリアスでダークな雰囲気があり、アクションが多く迫力があるのが魅力です。

ドラマ性のある作品

ハルクは圧倒的なパワーと怒りによって変身するというわかりやすい特徴と、ブルース・バナーという科学者との二重性を持ったヒーローです。MCUシリーズ全体を通して描かれるハルクは、最初の頃は暴走しがちな怪物として恐れられていました。しかし仲間と出会い共闘を重ねていくことで、徐々に関係性に変化が現れていきます。アベンジャーズたちとの掛け合いはコミカルさを生み出し、戦闘シーンではそのパワーが最大限に発揮されているキャラクターです。

シリアスで孤独な存在

インクレディブル・ハルクでは単体映画としての個性が非常に強く、自分の力を恐れ政府や軍に追われながら身を隠す生活を送っています。そのストイックな逃亡劇がストーリーの軸となっており、戦闘シーンは怪獣映画のような迫力がありファンの間でも人気の作品です。原作を出版した版元であるため、原作から忠実に思い描く映画を作成することができ他の映画と掛け合わせることができています。

ハルク誕生のきっかけの違い

「ハルク」では父親の実験で息子のブルースに変身遺伝子が受け継がれ、大人になり研究中の事故によってガンマ線を浴びてしまいます。そしてこれがきっかけとなり変身遺伝子が目覚めてしまいハルクに変わってしまうのです。「インクレディブル・ハルク」ではブルースは本当の目的を知らないまま、放射線耐性の基礎研究をおこなっていました。実験の成功を確信し自分の体を使って実験を行ってしまい、実験は失敗しハルクへと返信してしまうのです。

変身の違い

「ハルク」では怒りを感じることでハルクに変わってしまいますが、「インクレディブル・ハルク」では心拍数200を超えるとハルクに変わるという設定が異なります。「インクレディブル・ハルク」では細かく変身の条件が判明していることで、ブルースは常に心拍数を測っていて心拍数を抑えるトレーニングを行なっているのが描かれているのです。MCUシリーズらしいしっかりと作り込まれた設定がMCUファンに好評だといわれています。

ストーリーの違い

ハルクの映画でどっちがいいかという議論で必ず上がるのが、2作品のストーリーが異なることで見たいと思う感性が違うことにあります。「ハルク」では父親のデヴィッドが自分の息子に変身遺伝子が受け継がれているのを知り、息子の力が欲しいと思うようになるのです。「インクレディブル・ハルク」では実験の失敗によってハルクとなった自分の体を元に戻す方法を探し続けます。アベンジャーズの観る順番を参考にMCU作品と一緒にみるとハルクの心境の変化や、仲間との関係性もしっかりと楽しむことができるのでおすすめです。

インクレディブル・ハルクのあらすじ

「インクレディブル・ハルク」のあらすじは研究の成功を確信し、自らの体で実験を行いますが失敗してしまい緑色の巨人へと変貌したところから始まります。軍から追われる身となったブルースは、ブラジルに潜伏し感情の制御方法を学びながら体を元に戻す方法を模索していました。ある日自分が勤めているジュース工場で手を切ってしまい、血液が混入したジュースが出荷されてしまうのです。そしてガンマ線に汚染された人物がいることを知った軍は、ブロンスキーを含む精鋭部隊を送り込みます。

ブロンスキーとの闘い

ブルースは追い詰められ精鋭部隊を壊滅させますが、唯一生き残ったブロンスキーが衰えた肉体を強化するため実験に志願します。ブルースはアメリカに戻り実験の当事者でもあるベティと再会し、大学へ潜入しますがブロンスキーが待ち構えていたのです。追い詰められながらも協力者の元に辿り着き、肉体を元に戻すことに成功します。しかし軍に拘束されハルクの力に魅せられたブロンスキーは、ブルースの血液を注入しアボミネーションへと変身し暴走していくのです。

アベンジャーズに参加

ハルクは「インクレディブル・ハルク」の後に「アベンジャーズ」でアベンジャーズに参加することとなります。そして「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」などでハルクの描写が徐々に変化していくのを見ることができるそうです。MCUシリーズでは重要な役割を果たしているキャラクターとして、多くのファンから人気のあるキャラへとなっています。平和を望む科学者と制御不能な破壊力を持つハルクとの二つの人格の間で葛藤しているキャラクターとしてアベンジャーズには欠かせない存在です。

まとめ

今回はハルクの映画はどっちのほうがいいのかという議論について、比較やあらすじを詳しく解説していきながら紹介していきました。どちらがいいのかという議論については、描かれている描写が異なっているため意見が割れているように感じます。ハルクの関係性や成長を感じられるのは「ハルク」ですが、アクションやダークなハルクを楽しみたい方は「インクレディブル・ハルク」がおすすめです。ぜひアベンジャーズシリーズと一緒に見てみてください。