ニックフューリーの目の秘密とは?エージェントオブシールドの相関図を紹介!

ニックフューリーの目の秘密とは?エージェントオブシールドの相関図を紹介!

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MCUの名物キャラとして人気のあるニックフューリーは「アイアンマン」で初登場を果たし、地球最強のチームであるアベンジャーズを作った男です。圧倒的な情報力を持ち交渉術にも長けているニックフューリーの目の秘密について、気になるという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はニックフューリーの目の秘密について紹介しながらエージェントオブシールドの相関図も紹介していきます。

目次

ニックフューリーの目の秘密とは?

ニックフューリーというと黒い眼帯がトレードマークだといわれていますが、彼の左目について長年秘密にされていました。しかし2019年に公開された「キャプテン・マーベル」にて左目の真相が明かされています。「キャプテン・マーベル」で若い頃のニックフューリーは、キャロル・ダンヴァースと一緒に冒険をしていました。その時一緒に行動を取っていたグースという猫が突然引っ掻いてきて左目に深い傷を負います。実はグースはただの猫ではなくフラーケンというエイリアン生物だったのです。

フラーケンとは?

フラーケンとは外見は猫でも、口の中に触手と異次元空間を持つ危険生命体です。敵を丸ごと飲み込むこともでき、触手で襲ったりすることもできるためニックフューリーの目の怪我も一見軽そうに見えますが、のちに視力を完全に失ってしまいます。可愛い存在として扱い信頼する仲間としてニックフューリーはグースを扱っていました。しかしニックフューリーが油断した途端、グースに襲われてしまいニックフューリーは左目の視力を失うほどの怪我を負います。

目の秘密が重要視された理由

ニックフューリーの左目の秘密については長年明かされませんでしたが、これにはとあるセリフがきっかけではないかと言われています。ニックフューリーが言った「誰も信じるな、と気づいたときにこの目を失った」というセリフです。このセリフのあとファンからは裏切りで失明したのではないかという噂や、激しい戦闘で負った傷なのではないかなど憶測が飛び交いました。しかし実際には猫に引っかかれたというギャグ展開で目の秘密が明らかになりました。

皮肉を込めた意味とコミックとの違い

ニックフューリーにも実は人間くさい弱点があるという皮肉を込めた意味のようにも感じられます。壮大な裏話を描くよりも可愛いと思っていた猫に引っかかれたという、ちょっと笑える弱点にしたのではないかといわれています。しかしコミック版ではニックフューリーの失明の理由が大きく異なります。

原作コミックではニックフューリーの目は戦争中の手榴弾による負傷であると描かれていて、演出で大きく変更されたということがわかります。

神格化したキャラの人間化

MCUではよくやる演出として完璧に見えるキャラを、人間と同じような存在であるように描くことがあります。「伝説のスパイ」で「世界を操る影の男」として描かれてきたニックフューリーのトレードマークである左目の秘密を、猫の引っ掻き傷にすることで完璧に見えるキャラも完璧ではないということを意味しているように描いているのではないでしょうか。そして憶測がたったセリフについても、裏切ったのは猫だったという想像よりも地味にすることがニックフューリーの生き様のようにも感じられます。

エイジェントオブシールドの相関図

エージェントオブシールドは地球規模の諜報組織を舞台に、エージェントたちがインヒューマンズや異星人、裏切り者と戦うSFスパイアクションです。映画「アベンジャーズ」のスピンオフで、フィル・コールソンが復活して登場します。シーズン1から7まであり、ニックフューリーはシーズン1の最終話のみの出演ですが、コールソンを救援しシールド再建の責任を託した重要人物として登場します。その後は直接的な登場はしませんが、シリーズ全体を通して影響力のあるキャラとしてエイジェントオブシールドに登場します。

ニックフューリーとフィル・コールソンの関係

ニックフューリーはコールソンを信頼しており、「アベンジャーズ」で死亡したコールソンをタヒチ計画で極秘に蘇生させます。タヒチ計画とは死んだ人間を生き返らせる極秘のプロジェクトで、宇宙人の血清を使う禁断の医療技術です。この企画の責任者がニックフューリーで、信頼を置いていたコールソンにこの計画を使いシールドを託します。そしてコールソンもニックフューリーの意志を継いで活動を続けています。

ニックフューリーが登場しないのに重要な理由

エージェントオブシールドはニックフューリーが1話のみの出演でありながら全体的な影響力において重要視されています。これにはコールソンが復活した鍵がニックフューリーにあるからだといえます。タヒチ計画は元々重傷を負ったアベンジャーズ級の人物を復活させる秘密プロジェクトです。しかし副作用が強すぎるとして封印されており、ニックフューリーはアベンジャーズを再結束させるためにこの計画をコールソンに使います。

それぞれのニックフューリーに対する関係性

ニックフューリーはコールソン復活を遂行させ、影の影響を与える存在としてエージェントオブシールドでは描かれています。コールソンはニックフューリーに対して感謝と複雑な怒りを抱いており、復活させられた疑問も持っているようです。メイは任務に忠実な人間という評価を持っており、フィッツ&シモンズは化学的には興味はありつつも倫理的な部分では不安視しています。スカイはコールソン同様に感謝と疑問を抱いていましたが、成長と共に尊敬しているようです。

まとめ

今回はMCUに登場しアベンジャーズを作った男として影の男であるニックフューリーの目の秘密についてしょうかいしていきました。ニックフューリーの目の秘密は想像していたよりも地味であったことからいろいろな意味で衝撃を与えました。

しかしこの演出こそがMCUらしさがあり、ファンからは好評で無敵で隙のないリーダーから愛されるリーダーとなったのではないでしょうか。誰にでも弱点があるという人間としての深みが描かれており、さらにファンも増えたと考えられます。

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