サメ映画はB級が多い!ひどいと言われる理由は何?作品も紹介!

サメ映画はB級が多い!ひどいと言われる理由は何?作品も紹介!

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サメ映画には世界中で人気のある作品もありますが、B級と呼ばれる作品の方が多いともいわれています。ではサメ映画が度々ひどいといわれてしまう理由はどこにあるのでしょうか。今回はこれまでに公開されたサメ映画の作品の中でB級作品といわれてしまった作品を紹介しながら、その理由についても紹介していきたいと思います。

目次

サメ映画はB級が多い?

サメ映画にB級が多いといわれている大きな原因とされているのが、低予算でも作ることができるテーマであるということです。サメ自体がCGや模型などで作ることができるため、作り込まずに作品を制作できてしまいます。脚本についても基本のスタイルが大きく変わるということはないため、パニック要素とホラー要素でストーリー展開を作り出すことができるのです。さらに撮影場所も比較的安いロケーションで行うことができてしまうので、B級らしさが映像から感じられてしまいます。

新規のファンよりも固定のファンが多い

サメ映画にB級が多いと呼ばれる原因にはファンの層が固定してしまっているということもあげられます。一般的には映画は新しいファンの層を獲得することで、注目が集まりテーマが同じでも高い評価を得ることができます。しかしサメ映画ではわざとらしい大袈裟な展開が好まれるため、固定ファンには新しい展開などを求めていない人が多いのです。サメ映画に対する印象が固定されてしまっているため、内容に関係なくB級作品であるという固定概念が生まれてしまいます。

制作側がB級を狙っている

サメ映画にB級が多いといわれてしまう原因には、制作側があえてB級を狙って作っているのではないかともいわれているようです。サメ映画の代名詞といえば「ジョーズ」ですが、「ジョーズ」のストーリーや設定が印象に残ってしまい比較されてしまうことを恐れてネタに走って笑いを取る戦略を選んでいるともいわれています。またSNSなどで荒唐無稽な設定で話題にしようという意図を感じられることもあります。

サメ映画がひどいといわれる理由は?

サメ映画のレビューを見るとB級すぎてひどいといわれていることが多くあり、原因についても設定やストーリーだけでなく映像の部分でもひどいといわれているようです。一般的な映画のジャンルでは、作品の撮影や衣装に予算をかけた場合でも高クオリティを出すことが可能になっています。しかしサメ映画ではほとんどが低予算でも作れてしまうこともあり、クオリティが低い状態でも作品の制作が可能になります。その結果観客にはひどいと感じさせてしまうこともあるようです。

CGの不自然さ

映画ではCGを使って作品を作ることは比較的少なくないため、サメ映画以外でもCGが使われています。しかしサメ映画ではCGによって作られたサメの動きが不自然に感じられることがよくあります。サメの影や水しぶきなどが動作と合っていないこともあり、水面でサメが静止した状態で人間を襲っているシーンなどもあるようです。CGを使っていても不自然さが目立ってしまいB級の低クオリティとなってしまいます。

設定や脚本が雑

サメ映画の設定には空を飛ぶサメやゾンビ化するサメなど、現実とはかけ離れた設定のサメが多くリアルさを感じられないことが多くあります。現実と離れ過ぎてしまい恐怖やハプニングのシーンに共感することができず、作品に集中することができないようです。そして脚本についても伏線を描き、サメと人間との説明をすることもほとんどないため意図しているものがわからないという方も多くいます。

B級といわれている作品は?

サメ映画でB級といわれている作品は低予算であったり、ツッコミどころが多かったりと作風が多い中には制作方針としてB級を狙ったものもあります。代表的なB級作品として知られるのが、「シャークネード」と「メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス」があげられます。さらに「サンド・シャーク」という作品は舞台が水中ではなく、砂の中という設定からB級らしさが溢れている「サンド・シャーク」は、そのユニークさがファンに好評だったそうです。

シャークネード

サメ映画の中でもB級を狙ったのではないかといわれるほど設定が荒唐無稽な「シャークネード」は2013年に公開された作品です。竜巻でサメが空から降ってくるというギャグ要素満載な設定で、突飛な設定にすることでカルト的人気を狙ったことでSNSでも話題となりました。作中では車に穴を開けたり、チェーンソーを使ったりするシーンなどのあり得ない展開が多くみられます。

メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス

真面目に作ったにも関わらずB級サメ映画として扱われてしまったのが、2009年に公開された「メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス」です。太古の時代から氷の中に眠っていたメガ・シャークと、ジャイアント・オクトパスが目覚め、暴走するサメとタコに様々な策を生み出し戦うのです。しかしその作戦や終盤の展開がツッコミどころが満載であるため、B級扱いされてしまいます。

サンド・シャーク

砂の中を泳ぐサメによってビーチが恐怖に陥るという設定がB級作品として話題になったのが、2011年に公開された「サンド・シャーク」です。サメ映画の恐怖を感じさせないユニークな設定と、過剰演出にB級らしさがあります。笑いを誘うようなネタ的な部分が話題にもなった「サンド・シャーク」は、砂の中を泳ぐサメの群れにサメ専門家が協力して立ち向かっていきます。

まとめ

今回はサメ映画にはB級といわれている作品が多い理由について解説していき、実際にB級作品と話題になった作品についても紹介していきました。ひどいと感じる理由については制作側の理由や、設定や脚本の雑さなど様々な要因があります。しかしサメ映画ならではの低クオリティがファンにとっては逆に魅力に感じるという方もいるようです。

サメ映画は低予算での制作になることもあるため、B級作品が多くなってしまうという要因を逆手にとって狙って作っているという点も他の映画にはない面白さなのかもしれません。

受け狙いのB級映画は妙なものが多いのですが、サメ映画だけは例外なんですよね。くだらない設定、チープなCGにも関わらずついつい観てしまいます。egao888.comで紹介されているVtuberもついつい観てしまっている今日この頃です。

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